JO1・川西拓実、桜田ひよりと目を合わせられず 「初主演でプレッシャー」
グローバルボーイズグループ、JO1の川西拓実が1日、東京都千代田区にあるデジタルハリウッド大学で行われた映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の新入生向け特別講義にサプライズ登壇。初主演映画となった本作でキーボードの特訓を行ったことなど、撮影の裏側を語った。
本作はデスクトップミュージックを題材にしたむつき潤の同名コミックを原作に、音楽制作を生きがいとする青年の日常が、ある女性との出会いによって変わり始めるさまを描く青春ドラマ。監督は、2022年の大ヒットドラマ「silent」の風間太樹。イベントには主人公の青年・清澄を演じる川西のほかヒロイン・潮役の桜田ひより、風間監督も登壇した。
映画業界を目指す学生も多い本校の新入生に向け風間監督が特別講義を行ったこの日、約320名の学生が話に聞き入る中、川西と桜田がサプライズで登場。歓声が上がったのち、2人は撮影現場で桜田が考案したというクイズをアレンジした「ドキドキクエスチョンゲーム」などで学生とのトークを楽しんだ。
川西は冒頭、作品に触れるなかで劇中、キーボードを弾くシーンがあったことを紹介。「僕はキーボードが弾けないので、2か月間くらい練習しました。楽譜を見ながら弾くんですけど、楽譜を見ずにやるというのを頑張りました。弾くだけでなくその時の感情も出さないといけないので、演技と弾く行為のどちらかに偏らず、両方うまくやれるのを意識していました」と撮影の裏側を明かした。
撮影現場では刺激をたくさんもらえたといい、川西は「風間監督や桜田さんはもちろん、現場の皆さんのプロの仕事ぶりを目の当たりにして驚きました。カット割りを決めている時の監督やスタッフさんの顔がすごくかっこよかったです。それを見るのがすごく好きでした」と振り返った。
一方、桜田は川西の意外な人見知りエピソードを披露。桜田は「私も初めましての時は相手の様子をうかがったりして、人見知りなんですけど、川西さんは相手の様子をうかがいつつ小さくなってしまうんです。目をなかなか合わせてくれなくて、監督に『どうしたらいいですか』って相談したのを覚えています。ちょっと挙動も、私が今まで見るタイプの方ではなかったです」と話すと、川西は思わず照れ笑い。「初映画、初主演だったので、すごくプレッシャーに感じている部分もあって、どうしたらいいんだろうってなっていました」とその理由を明かした。
川西は桜田のファンになったことも告白。「今回初共演させてもらって桜田氏の魅力にどっぷりはまってしまいました。これからも応援します」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)