新朝ドラ「虎に翼」が大好評「すごく面白そう」「全部良い」
俳優・伊藤沙莉が主演を務めるNHK連続テレビ小説の第110作「虎に翼」(NHK総合・月~土、午前8時~ほか ※土曜日は1週間の振り返り)が、4月1日にスタートした。作風やキャスト陣はもちろん、主題歌や語り、オープニング映像などを含めて、早くも視聴者の心を掴んでいる。
「虎に翼」は、日本初の女性弁護士の一人で、のちに裁判官となった三淵嘉子さんをモデルとしたオリジナルストーリー。よるドラ「恋せぬふたり」で第40回向田邦子賞を受賞した吉田恵里香による脚本で、法曹の世界に飛び込む主人公・猪爪寅子(伊藤)が道なき道を切り開き、一歩ずつ成長していく姿を描く。(以下、第1話の内容に触れています)
第1話では、冒頭から、法の下の平等について定めた日本国憲法第14条が、語りを担当する俳優・尾野真千子によって読み上げられた。また、女学校を卒業したら結婚することが当たり前とされることに疑問を持つ主人公・寅子の輪郭もあらわになった。途中、お見合い前夜に寅子が「梅丸少女歌劇団に入ろうと思って」と理由を明かし、家出をしようとする場面も登場。梅丸少女歌劇団といえば、前作「ブギウギ」の主人公・鈴子/スズ子(趣里)が入団した劇団ということもあり、つながりに視聴者は大いに沸いた。
そのほか、松山ケンイチ、石田ゆり子、岡部たかし、上川周作、仲野太賀、森田望智ら続々と登場する演技派キャスト、米津玄師による主題歌「さよーならまたいつか!」、シンヤマザキが制作したオープニング映像なども注目され、「すごく面白そう」「全部良い」「見事な始まり」「テンポが良い」「尾野真千子さんのナレーションが素晴らしい」「思わず泣いた」「ワクワクする」「今後の展開も楽しみ」と期待する声が多く上がっている。(清水一)