『ゴジラxコング』監督、山崎貴監督と特別対談!『ゴジラ対ヘドラ』『ゴジラVSデストロイア』への愛ものぞかせる
1日、映画『ゴジラ-1.0』で米アカデミー賞の視覚効果賞を受賞した山崎貴監督と「モンスター・ヴァース」シリーズ最新作『ゴジラxコング 新たなる帝国』(4月26日全国公開)を手掛けたアダム・ウィンガード監督が、お互いのゴジラへの思いを語り合う、日米ゴジラ監督対談動画が公開された。
『新たなる帝国』は、ゴジラとコングの激突のその先に待つ、未知なる脅威を描くシリーズ最新作。日本公開に先立ち、3月29日より北米3,861館で上映がスタートし、週末3日間で約8,000万ドル(約120億円※1ドル150円計算)を見込む、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』『ゴジラvsコング』の初登場週末興行収入を上回るオープニング興収を記録した。
『ゴジラvsコング』に引き続きメガホンを取ったウィンガード監督は、『ゴジラ』の魅力について「ゴジラが長年愛されている理由は、『ゴジラ-1.0』と『ゴジラxコング』を見ても真逆の作風であること。ゴジラのクールなところは比喩的にもトーン的にもそういう部分。ゴジラ自身が意味を成し、映画を象徴するという点であらゆることに対応できるところだと思うんだ」と分析。
その言葉に「楽しさもゴジラの大切な要素」と共感を示した山崎監督は「それをアダムさんがやってくれているからこそ、僕らは反対方向に思いっきりふれる。ゴジラっていうIPを現代でも幅広く維持できていると思うんです」と感謝。また、『ゴジラxコング』を観た山崎監督は「ラストの闘いはIMAXで観たら、迫力が凄すぎてみんな凄く興奮すると思います。お互いに凄まじい力を持った者同士の闘いなので、それをIMAXで体験出来たら、すごいゴージャスな、映画館に行くべき映画、って思ってもらえるんじゃないかと思います」と今作の魅力を語っている。
一方のウィンガード監督も『ゴジラ-1.0』における、ゴジラの放射熱線シーンを絶賛しながら、もしIMAXでゴジラ映画の3本立てを企画するとしたら、『ゴジラ-1.0』に加えて『ゴジラ対ヘドラ』『ゴジラVSデストロイア』を入れるとシリーズ愛を告白している。(編集部・入倉功一)