『キューティ・ブロンド』ドラマ化が進行中
リース・ウィザースプーン主演のコメディー映画『キューティ・ブロンド』シリーズが、今度はドラマシリーズになる。Amazon MGMスタジオの下、スピンオフシリーズ化が進められているとDeadlineなどが報じた。
『キューティ・ブロンド』(2001)は、ポジティブで派手好きなブロンド美女エル・ウッズ(リース)を主人公にしたヒット作。政治家志望のボーイフレンドから「ブロンドすぎて議員の妻にふさわしくない」と振られてしまったエルが、猛勉強して彼と同じ一流ロー・スクールに入学し、周囲のあざけりをものともせず頭角を現していくさまを描いた。第2弾『キューティ・ブロンド ハッピーMAX』(2003)のほか、2009年にはエルのいとこの双子の姉妹を描いたスピンオフ(邦題は『キューティ・ブロンド3』)も制作されている。
リースが出演するかはまだ不明だが、製作総指揮としてシリーズに参加することは決まっている。スピンオフの脚本は「ゴシップガール」のジョシュ・シュワルツとステファニー・サヴェージが執筆中。アマゾンとリースの制作会社ハロー・サンシャインはテレビドラマ界における『キューティ・ブロンド』ユニバースの拡大を視野に入れており、すでに二つ目のスピンオフシリーズのアイデアも出ているのだという。
『キューティ・ブロンド』シリーズに関しては、映画スタジオのMGMが映画版第3弾の企画を進めていると2018年に報じられたこともあった。MGMはその後、Amazonに買収されている。(編集部・市川遥)