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ロバート・ダウニー・Jr、アイアンマンを喜んで再演する「僕のDNAの一部」

アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr
アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr - Walt Disney Studios Motion Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 映画『オッペンハイマー』での名演でオスカー俳優となったロバート・ダウニー・Jrだが、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギに請われれば、アイアンマン役としてマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に「喜んで」戻って来るつもりだという。

【画像】今年、自身初のオスカーを手にしたロバート・ダウニー・Jr

 ダウニー・Jrは「喜んで(戻るよ)。それは僕のDNAにおいて欠くことのできない部分だからね。あの役が、僕を選んだ。それに僕はいつも言っているが、ケヴィン・ファイギが負ける方には絶対に賭けるな、って。それは負ける手だ。彼は胴元で、常に勝つから」とアイアンマン役への思いとファイギへの信頼感の強さをEsquireに明かした。

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 MCU第1作『アイアンマン』(2008)に主演する前は、薬物依存症で逮捕、リハビリ施設入りを命じられるなど暗い時代もあったダウニー・Jr。アイアンマンという当たり役を得てトップスターになった彼は、その後約10年にわたってMCUをけん引し、集大成となる『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)は世界興行収入歴代2位(27億9,943万9,100ドル・約4,199億円)という破格の大ヒットを記録した。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算)

 なお、近年のMCUが低調気味であることから、マーベル・スタジオが巻き返しのために『アベンジャーズ』のオリジナルメンバーの復帰案を検討しているという報道もあったが、昨年ファイギは否定。特に『アベンジャーズ/エンドゲーム』で感動的な幕引きを迎えたダウニー・Jrのアイアンマンについては復活させるつもりはないといい、「われわれはあの瞬間をそのまま保ち続け、再び触れることはない。あの瞬間に到達するべく、われわれ全員は長年、懸命にやってきた。どんな方法であれ、それを魔法のようになかったことになど絶対にしたくない」と Vanity Fair に語っていた。(編集部・市川遥)

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