ケタミンの急性作用で事故死から半年…故マシュー・ペリーさんめぐり警察&麻薬取締局が捜査
海外ドラマ「フレンズ」のチャンドラー役で知られる俳優マシュー・ペリーさんが2023年10月、「ケタミン(解離性麻酔薬)の急性作用」で亡くなったことをめぐり、ロサンゼルス警察と麻薬取締局が現在も捜査を続けていることが明らかになった。地元当局が Entertainment Weekly に認めている。
【画像】海外ドラマ「フレンズ」で人気を博したマシュー・ペリーさん
マシューさんは昨年10月28日、ロサンゼルスの自宅ジャグジーで亡くなっているところを発見された。当時の報告では、マシューさんの死に事件性はなく、ケタミンの急性作用で事故死したと結論づけられていた。
しかし、ロサンゼルス警察のスコット・ウィリアムズ警部は「検死官の所見に基づき、麻薬取締局と郵便監察官の協力のもと、マシュー・ペリーさんが死亡した当時の状況について捜査を続けております」と声明を発表。突然の死から半年が経った今も、捜査が続けられている。
マシューさんは生前、うつ病と不安症の治療のためにケタミン注入療法を受けていた。しかし、最後の投与は亡くなる1週間半ほど前で、マシューさんの遺体から検出されたケタミンは、療法によるものではないとも報じられていた。(藤田良太)