『ブルーピリオド』追加キャスト8名決定!青春を感じるポスター&予告も
眞栄田郷敦が主演を務める実写版映画『ブルーピリオド』(8月9日公開)の追加キャスト8名が発表された。あわせて、本ポスターと本予告映像も公開された。
山口つばさの累計発行部数700万部を突破する漫画「ブルーピリオド」を実写映画化した本作は、周りの空気を読んで流れに任せて生きてきた高校生の八虎が、1枚の絵をきっかけに美術の世界に全てを賭けて挑んでいくさまを描く。萩原健太郎監督がメガホンを取り、共演者に高橋文哉、板垣李光人、桜田ひよりらが名を連ねる。
今回は発表された追加キャストは8名。八虎が美術に出会うきっかけとなる高校の美術講師・佐伯昌子役を薬師丸ひろ子、美術予備校の講師で生徒の成長を支える大葉真由役を江口のりこ、堅実な道を歩んでほしいと藝大受験に反対をする八虎の母・矢口真理恵役を石田ひかり、美術予備校で出会う実力者・桑名マキ役を中島セナ、世田介の同級生で同じく美術予備校に通う橋田悠役を秋谷郁甫、八虎の情熱に心を動かされる恋ヶ窪晋役を兵頭功海、高校の物理教師・後藤先生役を三浦誠己、八虎の父・矢口行信役をやす(ずん)がそれぞれ演じる。
予告映像には、仲間やライバルとともにもがきながらも挑戦し続ける、八虎の情熱的な様子が映し出されるほか、今回発表になったキャスト陣の姿も確認できる。そして、あわせて発表になった主題歌アーティスト・WurtSが、本作のために書き下ろした主題歌「NOISE」も響き渡る。鮮やかな色彩が印象的なポスターには、八虎の横顔とともに「情熱は、武器だ。」の文字が添えられ、情熱と青春の勢いが感じられる仕上がりになっている。(今井優)
キャストコメントは以下の通り。
薬師丸ひろ子(役名:佐伯昌子)
撮影の日々は、佐伯先生として、私自身として、これから大きく羽ばたいていく皆さんと触れ合えたことは本当に楽しく大切な時間でした。
「自分に正直なほど、強い。」
美術だったり、絵を描いたりすること。自分の内面を覗いてみるということは、時に怖く、尊い時間なのだと知ることができました。
それに全力でぶつかっていく八虎たちの背中を押さずにはいられません。
素晴らしい原作と若い力が、想像を超えたものを感じさせてくれる、そう確信しています。
江口のりこ(役名:大葉真由)
原作の漫画を読み出したら面白くて一気に読んでしまいました。芸大をめざす生徒を一番近くで見守る大葉先生の役をやらせてもらえて光栄でした。
撮影は、夏の暑い時期で、当時を思い出すと生徒を演じていたみなさんの直向きな顔が浮かびます。
是非、劇場で彼らの青春をご覧になって下さい。よろしくお願いします。
石田ひかり(役名:矢口真理恵)
ちょうど、娘が大学に入学した頃の撮影でしたので、親子共に受験の日々を乗り越えたあの実感を持って、この役を演じることが出来ました。
郷敦くんの驚くほどに力強く澄んだ瞳で、真っ直ぐに訴えてくるお芝居には圧倒されました。あの時の彼の表情は、忘れられません。
進路を探す同世代の若者たち、大人になった元若者たち、たくさんの方に見ていただきたい作品です!
中島セナ(役名:桑名マキ)
この度ご縁があり、桑名マキとしてこの作品に投じることが出来てとても嬉しいです。
目を逸らしたくなるほどの確かな熱を持って存在している八虎たちは、我々が「好き」の原点に回帰するのを手伝ってくれるのではないかと思います。
正解はないけれども何かがある世界を、光を持って見据えようとする姿に私自身、感化されるものと至らなさを自覚させられる鋭利さを感じました。
今、自分はここで何をしているのか。改めて問う機会をくれる作品だと思います。様々な人に見てもらえたら幸いです。
秋谷郁甫(役名:橋田悠)
本作の中でも、一際異色を放つ橋田悠という人物には、原作を読ませていただいた時から惹かれていました。またそんな魅力的な橋田を演じられたことは未だに信じられない気持ちですが、原作にリスペクトを込めて全身全霊でやらせていただきました。
“自分は○○が好き“
こんなにも真っ直ぐで、でも自分の人生を豊かにしてくれる1番の原動力であること。
それを橋田や本作から、教わった気がしています。
ぜひ劇場に足を運んでいただき、皆様にも体感していただきたいと思います。
兵頭功海(役名:恋ヶ窪晋)コメント
ブルーピリオドは、原作から大好きな作品だったので、
恋ちゃんとして参加することができ、本当に嬉しかったです。
八虎が絵に心を動かされ、やりたいことを見つけ、
突っ走っていく姿に影響される恋ちゃんですが、
同時に、八虎の背中を押す恋ちゃんでもあります。
この映画は、そんな皆の夢を追う姿を見て、観てくれた方の背中も押せるような作品になっていると思います。
沢山の方に見て頂きたいです!!
三浦誠己(役名:後藤先生)
萩原組に参加出来た事を光栄に思っています。俳優に優しく寄り添ってくださる監督のもと懸命に演じさせて頂きました。
大きな夢を抱き、挫折や失敗や少しの成功を積み重ねて生きてきた私(オジサン)ですが、脚本を読んで魂が揺さぶられました。
アートという儚き雲を掴むような世界で「夢」を抱き挑戦する矢口八虎!めちゃくちゃ素敵です!是非、劇場でご覧下さい!
やす(ずん)(役名:矢口行信)
映画をご覧になる間は八虎のかっこよさ、力強さ、そして繊細さに心動かされっぱなしだと思います。
息子と向き合って喋っているとき、何回か吸い込まれそうになる感覚になりました。
八虎との空間は魅力的でした。
そしてママの柔らかい愛に包まれていました。
とてもお母さん思いで、自然と応援したくなる男子です。
是非八虎と一緒にドキドキワクワクしてください。
観劇のあと映画館を出て感じる風は、きっと違って感じると思います。