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「アンメット」三瓶先生の「うん」の破壊力!ミヤビとの親密な瞬間に歓喜

第7話より三瓶先生(若葉竜也)とミヤビ(杉咲花)
第7話より三瓶先生(若葉竜也)とミヤビ(杉咲花)

 杉咲花主演のカンテレ・フジテレビ系4月期ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」(毎週月曜よる10時~)で関係の行方が注目される脳外科医の川内ミヤビ(杉咲)と三瓶友治(若葉竜也)。27日に放送された第7話では極めて難易度の高い手術を前にした二人の会話が注目を浴び、三瓶先生の相槌にすさまじい反響が寄せられている(※一部ネタバレあり)。

【画像】ミヤビへの視線一つ一つが気になる!

 第7話は、ミヤビが抗てんかん薬を増やすことで記憶障害の改善を目指すことになってからの展開。丘陵セントラル病院のメンバーが行きつけの居酒屋「たかみ」の店主・高美武志(小市慢太郎)を軸にした、涙を誘うエピソードが描かれた。前話から主人の料理の味が濃くなっていることがメンバーの間で話題になっていたが、ミヤビの勧めで検査をしたところ脳に髄膜腫(ずいまくしゅ)という腫瘍ができたことで嗅覚障害を起こしていることが判明。放置すれば命が危険にさらされることになり、手術をすれば嗅覚が失われるリスクがあり、高美は身を割く思いで決断することとなる。

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~以下、第7話のネタバレを含みます~

 このところ並ぶたびに、その一挙手一投足にリアクションが寄せられるようになった元恋人同士のミヤビと三瓶先生。薬を増やしたことで断片的ではあるものの、前日のことを覚えていられるようになり世界が輝いて見えるミヤビだが、一方で脳の中で記憶がすり替わる“記憶錯誤”が引き起こされることに。ついには治療中に患者を取り違えそうになり恐怖で立ち尽くすミヤビだったが、そんな彼女の恐怖を吹き飛ばしたのがやはり三瓶先生だった。

 ある日二人が土手を歩いていたときのこと。昨日までつぼみだった花が咲いていると言い「なんか……季節とか街並みとか、変化するものをちゃんと感じられると昨日と今日がつながっているんだなあってうれしくなります」と話すミヤビに対し、うなずいたり「うん」と返事をしたり、一つ一つの言葉に反応を示す三瓶先生。この様子にSNS上では「三瓶先生の『うん』可愛すぎ」「『うん』の破壊力」「こんなに愛おしい『うん』聞いたことない」と色めき立ち、返事が「はい」から「うん」に変わったことで二人の距離が縮まっているのではないかと指摘する声も。

 さらにその先の会話ではミヤビが三瓶先生の目を見つめて「三瓶先生……頼っていいですか?」と尋ねると、三瓶先生はこっくりうなずき「回復に向かって一つずつ壁を超えていくと必ず次の壁が立ちはだかるものです。記憶障害に限らず、続けるほどにその壁は高く険しくなっていくかもしれません」とシビアな現実を吐露。「でも今回の手術は川内先生の力が必要です。一緒に闘いましょう」と柔らかに微笑んだ。固い信頼で結ばれていることが窺えるこの会話が「キュンキュンする」「かわいすぎ」「泣いてる」「惚れた女には頼られたいよな」「最高に心強い言葉」と視聴者を揺さぶった。

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 ミヤビの記憶錯誤について大迫教授(井浦新)が「薬の量を元に戻すしかない」と考える一方で、ミヤビは三瓶先生の言葉を信じて現状維持を決意。最後にはミヤビがある重要な記憶を思い返す、衝撃的な場面で幕を閉じた。

 なお、本エピソードでは映画監督の今泉力哉がコーヒー店の店員役で出演。三瓶先生を演じる若葉とは映画『愛がなんだ』(2019)、『あの頃。』(2020)、『街の上で』(2021)など多くの作品で組んでおり、ドラマでは三瓶先生と全くかみ合わない爆笑の会話を展開。三瓶先生は「あの人、勝手に抹茶パウダー入れてくるんですよ。マズいんですよコレ。しかも今日なんて30振りぐらいしていましたから。歯止めが利かなくなっているんじゃないですか」とボヤいていた。静かに苛立つ三瓶先生の様子が笑いを誘う場面だが、次の瞬間には切ない展開に。笑顔で嬉しそうに話を聞いているミヤビを見た三瓶先生が、かつて自宅のシャワーに書かれた注意書きにボヤいた際のミヤビの反応を重ねるというものだった。

 なお、この日10時46分頃、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射され、日本の領土領海に飛来する恐れがあるとしてJアラート(全国瞬時警報システム)が発令され、約30分放送を中断。政府から日本には飛来しないものと見られると発表され、対象地域となった沖縄県への避難の呼びかけが解除されたのち放送が再開された。(石川友里恵)

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