萩原利久「好きでい続けること」に自信あり!2度目の杉咲花との共演振り返る
俳優の萩原利久が3日、都内で行われた映画『朽ちないサクラ』の完成披露上映会に出席し、『十二人の死にたい子どもたち』(2018)に続き2度目となった杉咲花との共演を振り返った。
本作は柚月裕子の同名小説を実写化したサスペンスミステリー。県警の広報職員の森口泉(杉咲)が、親友の殺害事件を独自に調べるうちに思わぬ真相と背後にうごめく公安警察の存在にたどり着くさまを描く。この日は主演の杉咲、萩原、原作者の柚月のほか、キャストの豊原功補、安田顕、メガホンを取った原廣利監督も登壇した。
萩原が演じたのは、泉(杉咲)のバディで彼女に好意を寄せる、平井中央警察署・生活安全課に属する磯川俊一だ。杉咲との共演について聞かれると、「1度目の共演の時はほとんどお話をしていなかったんです。2度目なのに『初めまして』という空気でした」と打ち明ける。
それだけに萩原にとって待望の再共演だったといい、「最初に共演した時からもう一度共演したいと思っていた方なのでうれしかったです」と喜び、「僕はおしゃべりなので、自分一人しゃべっていた気がして、うるさいやつだと思われていたかもしれません」と照れ臭そうにする。
これに杉咲は「全然そんなことなかったです」と萩原の不安を一蹴。「軽やかな雰囲気で現場にいてくださって助かりました。ふわっと舞い込んでくれる利久君がいたからこそ、肩の力が抜ける感じがして助かりました」と萩原に感謝の言葉を贈っていた。
最後に本作のキャッチコピー「わたしを信じて。」にちなみ、「自信があること。裏切らないこと」を尋ねられると、萩原は「飽き性ですけど、1回好きになったものは好きでい続けること」と回答。「バスケットボールを見るのが好きで、ウォリアーズを応援するのは裏切らないと思います」と話して笑顔を見せていた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『朽ちないサクラ』は6月21日よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国公開