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「光る君へ」宣孝の熱烈な口説き文句話題 周明へのジェラシーがスイッチか

第23回より佐々木蔵之介演じる宣孝
第23回より佐々木蔵之介演じる宣孝 - (C)NHK

 吉高由里子が紫式部(まひろ)役で主演を務める大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)の9日放送・第23回では、かつては叔父と姪のような関係にあった藤原宣孝(佐々木蔵之介)とまひろが急展開を迎え、SNSではついに“その時”がきたと歓喜の声で沸いている(※一部ネタバレあり)。

【画像】宣孝が周明に嫉妬のまなざし…第23回場面写真

 第23回「雪の舞うころ」は、宋の商人・朱仁聡(浩歌)が通詞・三国若麻呂(安井順平)殺害の疑いをかけられたのちの展開。事態が急変したのが、周明(松下洸平)が為時(岸谷五朗)のもとへ事件の証人を連れてきたことから。周明は朱の潔白を証明するとまひろに自身の過酷な身の上を語り、二人は急速に親しくなっていく。

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~以下、第23回のネタバレを含みます~

 そこへやってきたのが為時の友人・宣孝。このところまひろを見るまなざしに変化アリとその動向が注目されていた宣孝だが、海辺を散歩するまひろと周明の親しげな様子からスイッチが入ったのか、ついに“本気モード”に変わることとなった。

 海辺で楽し気に散歩していたまひろと周明の姿を目にした宣孝が、二人の前に現れるとまひろは「本当にいらしたの?」と突然の訪問に驚いた様子。周明は「わたしは周明。宋の薬師だ」と自己紹介し、まひろが「父の病もあっという間に治してくださった名医なの」と目を輝かせると、宣孝は「それは“世話に”なったのう」と一言。為時&まひろ父娘との仲をアピールしているかのようにもとれる言葉であり、周明は何かを察したのかのように松原客館に戻っていった。

 明らかに周明をけん制している様子の宣孝に、SNSでは「デートの邪魔しに来る宣孝」「宣孝さまの目、怖かった…」「あからさまに不機嫌ww」「わかりやすいヤキモチw」「ジェラシー宣孝」「マウント取りに来てるの可愛すぎ」「牽制じゃん」とざわざわ。宣孝は越前を訪れた理由を“越前のことが内裏で噂になっていたので為時のことが心配になった”と話していたが、それは建前のようでもあり、その後に続く場面ではもはやまひろへの思いに迷いは感じられず、気持ちの向くまま突っ走っていくさまが映し出された。

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 越前国府の巡察で為時は不在。まひろが採れたてのうにで宣孝をもてなしていたときのこと、宣孝は「そのプンとした顔が見たかった」「会うたびにお前はわしを驚かせる」とまひろへの思いをアピール。「わしには三人の妻と四人の子がおる。子らはもう一人前だ。官位もほどほどあがり、これで人生も落ち着いたと思っておった。されど、お前と会うと違う世界が垣間見える。新たな望みが見える、未来が見える。まだまだ生きていたいと思ってしまう」と本腰で口説き出すと、「アプローチ始まった」「口説きモード」「まひろ可愛いが漏れている」と興奮の声が上がった。

 琵琶を奏でるまひろをいとおしそうに見つめる姿からも愛がダダ漏れの宣孝だったが、ラストは急展開に。宣孝は「あっという間の二日間であった」とまひろとの別れを惜しむと、いつになく真顔でおもむろに「まひろ、あの宋人が好きなのか」とズバリ尋ねた。そして「あいつと宋の国などに行くなよ」と続け、「都に戻って来い。わしの妻になれ」と告げた。

 このところまひろと宣孝の息の合ったやりとりが「もはや夫婦」とささやかれ、二人のゴールインも時間の問題とみられていたが、宣孝がさらりと告げた突然のプロポーズに「突然ぶっこんできた!」と騒然。「言った!」「キター!」「ここで?」「いきなりのプロポーズ」「プロポーズきたあああ」と沸いていた。

 道長とは異なる、余裕ある大人の男性の色香を漂わせる宣孝。されど、まひろの心の中にいるのはいつだって道長(柄本佑)であり、二人の結婚が吉と出るのか凶と出るのか。まひろの父・為時の反応も気になるところ。(石川友里恵)

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