『キングダム』清野菜名、リアル追求する吉川晃司との殺陣振り返る 「緊張感あるシーンに」
清野菜名が13日、都内で行われた映画『キングダム 大将軍の帰還』(7月12日公開)のワールドプレミアレッドカーペット&舞台あいさつに登壇し、吉川晃司との緊張のアクションシーンを振り返った。この日は主演の山崎賢人(※崎は「たつさき」)をはじめ吉沢亮、大沢たかお、新木優子、岡山天音、三浦貴大、要潤、高嶋政宏(※高は「はしごだか」)、山田裕貴、佐藤浩市、玉木宏、佐藤信介監督も来場した。
本作は、中国春秋戦国時代を舞台にした原泰久のコミックを原作に、天下の大将軍になる夢を抱く戦災孤児の少年・信(山崎)と、中華統一を目指す若き秦国王・エイ政(※エイは、上に亡、中に口、下左から月、女、迅のつくり/吉沢)を描くシリーズの第4弾。前作『キングダム 運命の炎』で描かれた「馬陽の戦い」に続き、隣国・趙との戦いが展開し、信率いる飛信隊をはじめとする秦の兵たちが、趙の総大将・ホウ煖(※ホウはまだれに龍/吉川晃司)らと死闘を繰り広げる。
200人のファンが集まったレッドカーペットを歓声を浴びながら笑顔で歩いた、飛信隊副長・羌カイ(※カイはやまいだれに鬼)役の清野。「今日はみなさんとこういった時間を過ごせて幸せでしたし、レッドカーペットを歩くのは人生で初めてのことだったので、とても興奮した時間になりました」と喜ぶと、「ホウ煖とのアクションは前作を超えてスケールアップして、レベルも上がっているので、羌カイとホウ煖のアクションシーンも注目して観ていただけたらと思います」とアピールした。
舞台あいさつでは、趙国の総大将・ホウ煖役の吉川とのエピソードを披露。「吉川晃司さんは手足が本当に長くて、スタイルがレベチなんですよ。なので、自分が思っているところより、さらに長く剣が来るので、距離感が(なかなか掴めず)呼吸を合わせていくのが難しかったです。撮影に入る前にも何度も吉川さんと練習させていただきました」と回顧。また、「吉川さんはリアルを追求されていて、『剣はギリギリまで来てほしい』とおっしゃる」とストイックな一面も明かし、「ホウ煖に対して殺めにいくアクションで、急所を狙うところが多かったので、かなり緊張感があるシーンになったと思います」と吉川と作り上げたシーンに自信をのぞかせた。(錦怜那)