奈緒主演の衝撃作『先生の白い嘘』相関図&新写真が公開
奈緒主演で鳥飼茜の同名漫画を実写化する映画『先生の白い嘘』より、ゆがんだ人間関係が垣間見える相関図と、新場面写真が公開された。
本作は、男女の性の不条理に切り込んだ衝撃のヒューマンドラマ。男女間に存在する性の格差に翻弄され、葛藤する高校教師の主人公・原美鈴(奈緒)を通して、人の根底にある醜さと美しさを映し出す。猪狩蒼弥、三吉彩花、風間俊介らが共演。『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』などの三木康一郎が監督、『きのう何食べた?』シリーズなどの安達奈緒子が脚本を担当する。
公開された相関図は、一見すると美鈴を中心としたシンプルな相関図に思えるが、各キャラクター紹介を見てみると、ゆがんだ人間関係が浮かび上がる。美鈴は6年前に親友・美奈子(三吉)の彼氏・早藤(風間)に無理やり肉体関係を迫られ、その後も関係を続けてしまうが、担任するクラスの生徒・新妻(猪狩)との出会いで心境の変化が生まれる。早藤は自分の勤める不動産会社の取締役の娘である美奈子と婚約しているが、6年前から美鈴を凌辱し続けているサディスティックな一面を持つ。新妻は、バイト先の人妻と自分の意思に反して関係を持ってしまったことに悩んでおり、同じように性に対する感情を抱えている美鈴に、教師と生徒という禁断の関係もいとわず惹かれていく。
新場面カットは、男子にわざと体を触らせてお願いごとをする美鈴のクラスの女子生徒・三郷(田辺桃子)や、新妻のことを悪気なくからかってしまうクラスメイト・和田島(井上想良)、美鈴の通う心療内科クリニックの医師・清田(板谷由夏)、新妻の祖父で植木屋の池松(ベンガル)など、個性あふれるキャラクターを含めた10点が公開された。『先生の白い嘘』は7月5日より全国の劇場と3面ライブスクリーンにてロードショー。(清水一)