米津玄師、映画『ラストマイル』最新予告で新曲「がらくた」公開「アンナチュラル」「MIU404」次ぐ主題歌
13日、米津玄師が映画『ラストマイル』(8月23日全国公開)の主題歌として書き下ろした、新曲「がらくた」を使用した予告映像が公開され、楽曲の一部が初公開された。
『ラストマイル』は、ドラマ「アンナチュラル」(2018)、「MIU404」(2020)と同じ世界線で物語が展開する、完全オリジナルのシェアード・ユニバース作品。監督・塚原あゆ子と脚本・野木亜紀子が再びタッグを組み、満島ひかり演じる巨大ショッピングサイトの関東センター長・舟渡エレナとチームマネージャーの梨本孔(岡田将生)が、11月のブラックフライデー前夜を発端とする、サイトの荷物を狙った連続爆破事件に立ち向かう姿を描く。
予告映像は、エレナ(満島)と孔(岡田)をはじめとする登場人物の関係性が徐々に明かされ、ストーリーも垣間見える内容。切なくも力強い歌詞と米津の歌声が、事件解決に奔走する登場人物それぞれの背中を支えるように響く。
「アンナチュラル」の主題歌「Lemon」、そして「MIU404」の主題歌「感電」。それぞれの作品の世界観とリンクする楽曲を提供してきた米津は、『ラストマイル』の主題歌「がらくた」について「壊れていても構わないんじゃないかという、そういう意味合いを込めて作りました」と楽曲への思いを告白。映画についても「息吐く暇もない、スピーディーで、ハラハラドキドキする、すごくかっこいい。ちょっと簡単な言葉になってしまいますが、かっこよく面白い映画になってると思います」とコメントを寄せている。
また、映画の制作陣は「『アンナチュラル』の『Lemon』、『MIU404』の『感電』に次ぐ、映画の主題歌といえば、米津玄師さん以外に考えられません!」とオファーの経緯を明かし「非常に感情的で、熱量のある楽曲に仕上がっていて、胸に突き刺さるものがあります」と絶賛している。
本作には、満島と岡田のほか、事件に巻き込まれる関係者役で阿部サダヲ、ディーン・フジオカ、火野正平、大倉孝二、酒向芳、宇野祥平、安藤玉恵、丸山智己が出演。また「アンナチュラル」より石原さとみや井浦新、「MIU404」より綾野剛や星野源ほか、ドラマのキャスト陣が再結集する。(編集部・入倉功一)
米津玄師コメント
今回、映画『ラストマイル』の主題歌ということで、「がらくた」という曲を作らせてもらいました。
塚原さん、野木さん、新井さんの作品に参加させていただくのは、「アンナチュラル」、「MIU404」に続いて三作目ということで、非常に光栄に思っております。
今回の「がらくた」という曲は、壊れていても構わないんじゃないかという、そういう意味合いを込めて作りました。映画に当てはめて考えてみると、ちょっと自分の実体験が込み入っているので、一見すると共通点が分かりづらいかもしれないですけど、映画に向けて大事な感覚を詰め込んだらこういう曲になったという感じがしています。
『ラストマイル』も劇場版映画として、息吐く暇もない、スピーディーでハラハラドキドキする、すごくかっこいい。ちょっと簡単な言葉になってしまいますが、かっこよく面白い映画になってると思います。
「MIU404」も「アンナチュラル」も掛け値なしに素晴らしい作品ですが、『ラストマイル』もそれに並ぶような素晴らしい作品だと感じました。この三作に関わることが出来て、本当に光栄に思っております。
制作陣コメント
「アンナチュラル」の「Lemon」、「MIU404」の「感電」に次ぐ、映画の主題歌といえば、米津玄師さん以外に考えられません!
オファー後すぐに快諾を頂き、直接お会いして楽曲の打ち合わせをさせて頂きました。
完成した「がらくた」は、非常に感情的で、熱量のある楽曲に仕上がっていて、胸に突き刺さるものがあります。
映画を観た後に聴いて頂くと、楽曲に対する印象が変わるのも魅力的です。
歌詞に込められた思いを読み解きながら、映画『ラストマイル』の世界に浸っていただけると嬉しいです!