<虎に翼 第58回>寅子(伊藤沙莉)が食い下がる
伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説「虎に翼」(NHK総合・月~土、午前8時~ほか)は19日、第58回が放送される。
朝ドラ・110作目の「虎に翼」は、女性法律家の先駆者である三淵嘉子さんをモデルとしたオリジナルストーリー。日本初の女性弁護士で後に裁判官となった一人の女性が、困難な時代に道なき道を切り開き、苦境に立たされた人たちを救うために奔走する姿を描く。脚本は吉田恵里香。米津玄師の主題歌「さよーならまたいつか!」がドラマを彩り、語りを尾野真千子が担当する。伊藤が連続テレビ小説に出演するのは、「ひよっこ」(2017)以来7年ぶり2回目。(清水一)
▼第12週「家に女房なきは火のない炉のごとし?」第58回あらすじ
寅子(伊藤)ははる(石田ゆり子)の了承を得て、行く当てのない道男(和田庵)を猪爪家に居候させることに。寅子の判断は職場でも無茶だと反対されるが、他に方法はないと食い下がる。
道男の預かり先が見つかるまで何日か早めに帰宅したいと申し出た寅子に対し、多岐川(滝藤賢一)は全国の家庭裁判所の視察に同行しろと告げる。