SEKAI NO OWARI、ピクサー新作『インサイド・ヘッド2』日本版エンドソングに決定
ディズニー&ピクサーの新作アニメーション『インサイド・ヘッド2』(8月1日全国公開)の日本版エンドソングが、人気バンド・SEKAI NO OWARI の歌う「プレゼント」に決定し、楽曲が流れる日本版本予告映像が公開された。
本作は、擬人化した感情たちを通して、ごく普通の少女、ライリーの心の成長を描いた名作『インサイド・ヘッド』(2015)の続編。ヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリの感情がライリーの幸せのために奮闘するなか、ある日突然“謎の警報”が頭の中に鳴り響き、感情たちが暮らす司令部が壊されてしまう事態に。そこへ新たに登場したのが、思春期を迎えたライリーの新たな感情であるシンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシだった。
日本版エンドソングとなる「プレゼント」は、2015年に「NHK全国学校音楽コンクール」中学生の部の課題曲として制作された楽曲で、メンバーのSaoriが葛藤の多かった中学生時代の自分にプレゼントしたい曲として歌詞を手掛け、中学校でレコーディングを行った。ライリーと同じように、感情の嵐を抱えながらも毎日頑張っている、あらゆる世代の心に優しく寄り添い、失敗したことや上手くいかないこと、今辛いと思うことも、きっといつか自分の人生の「プレゼント」なんだと思える日が来る……という楽曲のメッセージがテーマと合致していることから日本版エンドソングに決定した。
前作『インサイド・ヘッド』の大ファンだったというSaoriは、この楽曲が日本版エンドソングに決まったことに「『インサイド・ヘッド』は、私の人生に大きな影響を齎してくれた映画でした。頭の中の感情の仕組みが面白く描かれていて、自分の思考を整理するときにも、作中のキャラクターたちをよく思い出していました。『インサイド・ヘッド2』では、私たちの楽曲『プレゼント』を使用していただけると聞いて、本当に光栄です。家族や仲間たちと映画について話せるのが今から楽しみです」と喜びを語っている。
前作でも脚本を担当したメグ・レフォーヴが本作でも脚本を執筆し、監督は『モンスターズ・ユニバーシティ』などでストーリースーパーバイザーとして実力を磨いてきたケルシー・マンが担当する。(編集部・入倉功一)