『ハリー・ポッター』ドラマ版、監督&脚本家が正式決定!
「ハリー・ポッター」ドラマ版(タイトル未定)のショーランナー及び脚本家に、「メディア王 ~華麗なる一族~」のフランチェスカ・ガーディナーが就任し、映画『ザ・メニュー』などのマーク・マイロッドが複数エピソードを監督することが決定した。現地時間25日、米ワーナー・ブラザース・テレビジョンとHBOが正式発表した。
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J・K・ローリングのベストセラー小説シリーズ(全7巻)を、 HBOのオリジナルドラマとして新たに映像化する本作。ダニエル・ラドクリフが主演した映画シリーズからキャストが一新され、原作1冊を1シーズンかけて描き出す、長期でのシリーズ化が予定されている。
原作者のローリングと共に制作総指揮も務めるガーディナーとマイロッドは、どちらも「メディア王 ~華麗なる一族~」でエミー賞に輝いた実力派である。ガーディナーは同作のほか、「キリング・イヴ/Killing Eve」「ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤」ではエグゼクティブ・プロデューサーに名を連ねた。マイロッドは、人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のエピソード監督を務めたほか、実写版「THE LAST OF US」シーズン2も手がける予定だ。
ローリングは発表に合わせて自身のXを更新しており、「私が直接インタビューした監督&脚本家を制作チームの一員として発表できること、大変嬉しく思います。二人は『ハリー・ポッター』に対して心からの情熱を抱いています。フランチェスカの初稿を読み、マークのビジョンを聞いたことで、このドラマが期待以上の作品になると確信しています」と期待をのぞかせた。
主要キャストなどの詳細は不明。ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのデイビッド・ザスラフCEOは、2026年にドラマの配信を目指すと今年2月の収支報告会で明言している。(編集部・倉本拓弥)