『インサイド・ヘッド2』セカオワの“頭の中の感情たち”を描いたピクサー公認イラスト公開
10日、人気バンド SEKAI NO OWARI が歌う、ディズニー&ピクサーの新作アニメーション『インサイド・ヘッド2』(8月1日全国公開)の日本版エンドソング「プレゼント」の特別ミュージッククリップと、メンバーの“頭の中の感情たち”を描いたピクサー公認イラストが公開された。
本作は、擬人化された感情たちを通して、主人公の少女ライリーの心の成長を描いた名作『インサイド・ヘッド』(2015)の続編。ヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリの感情がライリーの幸せのために奮闘していたある日、感情たちが暮らす司令部に謎の警報が鳴り響き壊されてしまう事態に。そんななか、思春期を迎えたライリーの頭の中に新たな感情であるシンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシが登場する。
全米をはじめ世界各国で公開されている本作だが、オリジナル曲以外の楽曲をエンドソングにすることが許されたのは日本のみ。楽曲のメッセージがテーマと合致していることから選ばれた「プレゼント」について、本作の監督を務めたケルシー・マンは「 『インサイド・ヘッド2』にとって完璧なエンドソングです! 私たちがこの映画を通じて観客のみなさんに届けたかった最も大切なメッセージは、ダメなところも含めて自分を愛すること、すべての感情はいつか宝物になるということでした。そして、 SEKAI NO OWARI のみなさんの楽曲は、そんな映画の大切なメッセージを見事に体現してくれています。こんなにも深く心を打ち、前向きな気持ちにしてくれる楽曲を生み出してくださったことにとても感謝していますし、日本の観客のみなさんに『インサイド・ヘッド2』の最後で『プレゼント』を聴いていただけるのがとても楽しみです」と絶賛している。
一方、メンバーのNakajinも、日本版エンドソングへの起用について「選んでいただいたのが『プレゼント』なんですよね。『プレゼント』を知ってくれていたんだ」と明かし、Saoriも「『インサイド・ヘッド2』は絶対見に行こうって決めていた。その映画のエンドソングに自分たちの曲がなるっていうのは、初めての経験だったから叫んじゃったよね」と喜びを語っている。
また、映像と共に、SEKAI NO OWARI のメンバーの頭の中の感情たちを描いたピクサー公認イラストも公開。メンバーそれぞれの横顔シルエットの中に、Fukaseはヨロコビ、Nakajinはダリィ、Saoriはムカムカ、DJ LOVE はハズカシと、それぞれ違う感情にふんしたキャラクターとしてメンバーが描かれている。Fukaseは、自身がヨロコビで表現されたイラストに「みなさん、そうは思わないかもしれないですが、素の状態です」と明かし、Nakajinは「朝起きたらヨロコビだもんね」と返答。また、ムカムカで表現されたことに「わたしにピッタリだったんじゃないかな」というSaoriに、Fukaseは「Saori ちゃんはなんだろうね…。やっぱり怒ってるんじゃない? ムカムカかイカリだよね」とメンバーだからこそわかる感情のイメージに納得の様子だったという。(編集部・入倉功一)