製作30周年記念!『恋する惑星 4K』1週間限定リバイバル上映が決定
『欲望の翼』(1990)、『天使の涙』(1995)などを手がけた香港映画の名匠ウォン・カーウァイ監督の代表作『恋する惑星』(1994)が、今年で製作30周年を迎えることを記念して、4K版にて、9月6日より1週間限定でリバイバル上映されることが決定した。
本作は、香港を舞台に若者たちがすれ違う刹那的な恋愛模様をポップに描いた群像ラブストーリー。恋人にフラれたばかりの警官663号(トニー・レオン)と警官223号(金城武)、飲食店の新入店員フェイ(フェイ・ウォン)、麻薬取引にかかわる金髪の女ディーラー(ブリジット・リン)が、切なくもユーモラスな恋愛劇を繰り広げる。クエンティン・タランティーノが絶賛したことから、カーウァイ監督の名と共に世界中に知られることになった同作。第14回香港電影金像奨で最優秀作品賞を含む3部門を受賞し、日本やアメリカでもヒットした。
なお、今回の上映はレビューサービス・Filmarks(フィルマークス)が1990年代の名作を映画館でリバイバル上映する新企画「Filmarks 90’s」(フィルマークス ナインティーズ)の第9弾。オリジナルの来場者特典の配布も実施される予定となっている。(高橋理久)