実写ドラマ「ゴールデンカムイ」全9話で10月6日放送・配信決定!総勢7名の新キャストも発表
野田サトルの累計発行部数2,700万部を突破する人気漫画を山崎賢人(※崎は「たつさき」)主演でを実写化した映画『ゴールデンカムイ』の続編となるドラマシリーズ「連続ドラマW ゴールデンカムイ ー北海道刺青囚人争奪編ー」が、全9話にて10月6日午後10:00よりWOWOWで独占放送・配信されることが決定し、総勢7名の新キャラクターのビジュアルと最新予告編映像が公開された。
【動画】「連続ドラマW ゴールデンカムイ ー北海道刺青囚人争奪編ー」予告映像
漫画「ゴールデンカムイ」は、明治時代の北海道を舞台に、“不死身の杉元”の異名を持つ日露戦争の英雄・杉元(山崎)とアイヌの少女・アシリパ(山田杏奈 ※リは小文字が正式表記)が、24人の脱獄囚に刻まれた金塊のありかを示す「刺青人皮(いれずみにんぴ)」をめぐって、軍人や脱獄囚らと争奪戦を繰り広げるストーリー。
ドラマは映画版の直後から展開され、刺青人皮を背負った囚人狩りが本格化。金塊をめぐる旅が新たな局面に差し掛かり、それぞれの過去や信念が解き明かされていく。次々に登場するあくの強いキャラクターたちと杉元勢、鶴見中尉ら第七師団、土方一派との三つ巴の争奪戦が激化していく。このドラマシリーズ版第1弾ののち、再びの映画版が構想中となっている。
映画からの続投組含むすでに発表済みの17名に加え、今回新たに発表されたのは、クセ者揃いの新キャラクター全7名。エゾオオカミであるレタラ(※ラは小文字が正式表記)への異常なまでの狩猟の執着を見せ、杉元らの前に立ちはだかる「悪夢の熊撃ち」の異名をとる二瓶鉄造を藤本隆宏、杉元と運命的に出会い、彼の生き様に心酔し、煌めきを求め戦いを挑む辺見和雄を萩原聖人、杉元一行と思わぬ形で遭遇し、極限の状況下で相対する賭場を牛耳るヤクザの親分・若山輝一郎を渋川清彦、相手の目を欺く芝居にも余念がなく、数々のイカサマ賭博で利益をもたらしてきた、イカサマ自由自在の凄腕壺振りの仲沢達弥を木村知貴が演じる。
さらに、剥製作りに情熱を持ち、海外からも注文が舞い込むほどの人気を博す「江渡貝剥製所」を構える天才的な剥製職人である江渡貝弥作役の古川雄輝、元来の画家としての技術を用いて精巧な偽札を作っている、腕利きの贋作師・熊岸長庵役の徳井優、そして、その腕を買われ、杉元たちの“ある作戦”に協力する羽目になる、変装の名手にして多くの詐欺を働いている鈴川聖弘役の山路和弘と、それぞれの思惑が入り乱れる争奪戦をかき乱す個性的なキャラクターとして登場する。
公開された予告編映像は、アシリパを盾にする谷垣に対して、「その子を盾に使うなぁ!!!」と怒り狂う杉元の姿で幕を開け、「ネズミどもが動き出したか……」と不敵に笑う鶴見、そして刀を入念に確認する土方の姿も。キロランケ、インカラマッ(※ラは小文字が正式表記)、家永カノ、奥山夏太郎など、多数のキャラクターが入り乱れ、もはや誰が味方で、誰が敵なのか分からないスリリングな展開を予感させる。突如として現れる巨大なシャチの姿やトロッコでの銃撃戦など、原作ファン必見の名シーンも。「手を組むか、この場で殺しあうか、選べ!」と銃を構え、杉元に選択を迫る土方の緊張感溢れる初の対峙シーンも収められており、三つ巴の戦いの行く末についつい見入ってしまう内容となっている。(高橋理久)