赤楚衛二「結婚もばっと飛び込んで」 何事も直感で動くスタンス明かす
俳優の赤楚衛二が6日、都内で行われた『もしも徳川家康が総理大臣になったら』大ヒット御礼舞台あいさつに登壇し、ファンから寄せられた「優柔不断で決断力がないこと」に対するアドバイスに「結婚とかもばっと飛び込んで、後悔するのは後でいいやって思います。決めるのは自分で、未来の自分に後悔は任せる」と持論を展開した。
眞邊明人のビジネス小説を実写映画化した本作は、総理大臣が急死したコロナ禍の日本を舞台に、AIによって復活した歴史上の偉人たちが内閣を結成して活躍するさまを描くストーリー。赤楚は本作で、AIでよみがえった坂本龍馬を演じている。イベントには主人公で偉人内閣のスクープを狙う新人記者を演じた浜辺美波、徳川家康役の野村萬斎、本作のメガホンを取った武内英樹監督も登壇した。
この日はファンから寄せられた質問を元にトークが繰り広げられ、「優柔不断で決断力がないこと」に対するアドバイスを求められると、浜辺は「私は(決断は)早いです。食べ物屋さんのメニューを選ぶのも早いです。食べ物は置いといて、直感を大事にしています。直感を信じて行動するタイプなんです。仕事も基本的にあまり悩まないです。直感とか印象で決めて、私はだからこうしたんだと後から理由がついてくることも多いです」と話す。
赤楚もこの浜辺の意見に納得し、「僕もそういうことを熟考できないですね。何事も直感で動きます。優柔不断というのは結果を意識するからそうなると思うんです。結婚とかもばっと飛び込んで、後悔するのは後でいいやって思います。決めるのは自分で、未来の自分に後悔は任せる」と語る。
また、パリ五輪にかけて「もしもこんな選手権があれば自分も金メダルが取れそうと思えるものはありますか」と聞かれると、赤楚は「僕は金メダルからは程遠い人生を歩んできたんですが、小学校の時は、牛乳一気飲みがクラスで一番速かったです」と回答。「その瞬間だけヒーローになっていました。コツは喉を“かっ”と開くこと、僕はそれくらいだったな。鼻から牛乳が出ることがありました」と笑顔を見せる。
浜辺は同じ質問に「私は三半規管がすごく強くて。ティーカップのぐるぐる回る遊具に乗っても酔わないし、車で台本を読んでも酔わないです」と答え、野村は「引き声ですかね……」と言いつつ、その引き声で五木ひろしや森進一、郷ひろみのモノマネを披露して場内を沸かせた。(取材・文:名鹿祥史)