【ネタバレ】『デッドプール&ウルヴァリン』おまけシーン、あの人の長台詞はカンペなしで丸暗記だった
マーベル・スタジオ最新作『デッドプール&ウルヴァリン』(公開中)のおまけシーンに登場するカメオ出演者は、自分の長台詞をカンペなしで丸暗記していたという。本人がPEOPLE.comに明かした。(以下、映画のネタバレを含みます)
デッドプール(ライアン・レイノルズ)とウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)は、ディズニーによるフォックス買収よって、本作でマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)合流が実現。劇中では二人だけでなく、かつてフォックスが製作したマーベル映画やお蔵入りになっていた企画から、懐かしのヒーローたちがカメオ出演を果たした。
その一人が、『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』(2005)などで全身に炎をまとうヒューマン・トーチことジョニー・ストーム(クリス・エヴァンス)だ。TVA(時間変異取締局)によって虚無空間に送られたジョニーは、デッドプールとウルヴァリンに出会うも、デッドプールに悪役カサンドラ・ノヴァ(エマ・コリン)の悪口を言っていたことを暴露され、皮膚を剥ぎ取られて早々に死んでしまう(デッドプール曰く、クリスの出演料が高額なため)。
エンドクレジット後のおまけシーンでは、ヒューマン・トーチがカサンドラの悪口を言う決定的瞬間を捉えた証拠映像を、デッドプールが観客に晒してしまう。R指定映画らしく下ネタ&放送禁止用語のオンパレードで、クリスが早口で膨大な台詞を喋っている。
クリスによると、おまけシーンの撮影ではライアンから「必要あれば……」と長台詞が書かれたカンペを出すことを提案されていたという。しかし、クリスは「そんな方法で台詞を言うなんて理解できない」と彼の提案を拒否。「信じてくれ。このシーンは毎秒楽しんでやる。丸暗記したよ」とカンペなしで撮り終えたことを明かしている。
クリスとライアンはプライベートでも交流があり、ライアン主演の映画『フリー・ガイ』にもクリスがカメオ出演している。クリスは「彼は『フリー・ガイ』で素晴らしいカメオシーンを用意してくれた。僕は彼のことを完全に信用している。ジョニーを再び演じる機会をくれて、見逃すわけにはいかなかった。撮影も楽しかったし、全編楽しく観られるよ」と出演を振り返った。(編集部・倉本拓弥)