『キングダム』ワンオク帰還がアツい!エンドロールが「泣ける」「鳥肌モノ」と話題
原泰久の人気漫画を山崎賢人(※「崎」は「たつさき」)主演で実写映画化したシリーズの第4弾『キングダム 大将軍の帰還』(公開中)が、公開21日間で興行収入50億円を突破。4作連続で50億超えとなり、令和に公開された邦画実写シリーズ作品でナンバーワンの記録となったが、映画のみならず ONE OK ROCK(以下、ワンオク)の主題歌「Delusion:All」もアツい盛り上がりを見せている(※数字な興行通信社調べ)。
紀元前・中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になる夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す秦国の若き王・エイ政(吉沢亮※エイは、上に亡、中に口、下左から月、女、迅のつくり)を描く本シリーズ。その第4弾では、2019年に公開された第1作『キングダム』以来5年ぶりにワンオクが主題歌を担当。主題歌を用いた予告編が公開されるとSNS上では「お帰りONE OK ROCK」「やっぱりキングダムはワンオクじゃないと!」「信とワンオクって、ものすごく合うんだよなぁ」「鳥肌立った」「カッコ良すぎる」と歓喜の声に沸いた。映画公開と同日の7月12日にリリースされ、7月17日公開(集計期間:2024年7月8日~7月14日)のBillboard JAPANダウンロード・ソング・チャート「Download Songs」で首位デビューを果たすヒットとなっている。
ONE OK ROCK は2007年にデビュー。エモ、ロックを軸にしたサウンドとアグレッシブなライブパフォーマンスが若い世代に支持され、武道館、野外スタジアム公演、大規模な全国アリーナツアーやドームツアーなどを成功させ、海外レーベルとも契約。今年は9月からパリ、ロンドン、トロント、ロサンゼルスなど7都市8公演の過去最大規模のワールドツアー「ONE OK ROCK 2024 PREMONITION WORLD TOUR」を開催する。
映画では『るろうに剣心』シリーズなどのヒット作の主題歌も手掛けており、『キングダム』第1作で主題歌「Wasted Nights」をリリースすると壮大な楽曲とメロディが作品の世界観と共鳴し、『キングダム』の代表曲としてシリーズを重ねた今もなお愛され続けている。
『キングダム』5年ぶりのカムバックとなる主題歌「Delusion:All」について、Takaは「シリーズ1作目用に書き下ろした『Wasted Nights』から時間は経っていますが、今回このような形でカムバックさせていただき、僕らとしても非常に光栄に思っております。 『世の中の色々な争いや今の時代背景』をしっかり僕らとしても汲み取りながら、キングダムにふさわしい楽曲を作ったつもりです」とコメント。
歌詞にはそんな切実かつ真摯な思いが刻まれており、タイトルである「kingdom(キングダム)」のワードも登場する。『キングダム 大将軍の帰還』では、主人公・信が背中を追い続けてきた“カリスマ”王騎(大沢たかお)が大将軍たるゆえんを目の当たりにするさまが描かれる。エンドロールが流れるころには多くが“大将軍の帰還”というタイトルの意味に思いを馳せるであろう胸アツの物語となっており、Takaのエモーショナルな高音ボイスが響き渡る「Delusion:All」と相まって涙を誘われる観客が続出している。
『キングダム 大将軍の帰還』は、8月6日までの公開26日間で観客動員数374万人、興行収入55.3億円を突破している。
(編集部・石井百合子)