唐田えりか＆剛力彩芽のクラッシュ・ギャルズ、ビジュアル初公開 「極悪女王」予告映像＆新キャスト発表
ゆりやんレトリィバァが稀代の悪役レスラー・ダンプ松本役で主演を務めるNetflixシリーズ「極悪女王」のティーザー予告＆アートが公開され、唐田えりか演じる長与千種と、剛力彩芽演じるライオネス飛鳥によるクラッシュ・ギャルズのビジュアルが初公開。あわせて仙道敦子、音尾琢真、黒田大輔、斎藤工、村上淳ら新キャストが発表。さらに長与千種本人がプロレススーパーバイザーとして参加していることが明らかになった。
1980年代に女子プロレス旋風を巻き起こしたダンプ松本の半自伝的物語を、企画・脚本・プロデュースに鈴木おさむ、総監督に白石和彌を迎えて描く本作。男女の不平等や女性蔑視が当たり前だった時代に、正統派プロレスラーとしての成功に憧れながらもクビ寸前で悪役に転身したダンプ松本。クラッシュ・ギャルズとしてスターへ駆け上がる長与千種、ライオネス飛鳥ら仲間たちとの友情と戦い、様々な代償や葛藤を抱えながらカリスマ的なヒールに成り上がっていくさまを描く。Netflix史上最大規模となる約2万5,000人にのぼるエキストラが参加する試合シーンも観られるという。
ティーザー予告には、落ちこぼれだったころのゆりやん演じる松本香や長与（唐田）の苦しくも輝いていた青春、そして松本香がダンプ松本へと変貌する瞬間が収められている。時は日本中を熱狂の渦に巻き込んだ空前のプロレスブーム真っ只中の時代。リングの世界に憧れを抱き、気弱な少女だった松本香がなぜ“全国民の敵”と呼ばれたダンプ松本に変貌を遂げたのか。最恐ヒールを体当たりで演じたゆりやんに、ダンプ松本本人も「ゆりやんの迫力がある演技が最高だった。泣ける所もあり、極悪女王をみて諦めなければ、負けなければ夢は叶うんだ！って思ってくれたら嬉しい」と賛辞を送っている。
新キャストとして、ダンプ松本の母親・松本里子に仙道敦子、全女の創業者であり彼女たちに立ちはだかる当時の男社会の象徴としても描かれている松永兄弟・高司に村上淳、国松に黒田大輔、俊国に斎藤工。興行プロモーター兼レフェリーを務めた阿部四郎役に音尾琢真がふんするほか、えびちゃん（マリーマリー）、隅田杏花、水野絵梨奈、根矢涼香、鎌滝恵利、安竜うらら、堀桃子、戸部沙也花、鴨志田媛夢、芋生悠、野中隆光、西本まりん、宮崎吐夢、美知枝、清野茂樹、赤ペン瀧川らが出演する。
本作では現在女子プロレス団体 Marvelous（マーベラス）を率いる長与千種が、準備期間からレスラー役のキャストたちの肉体改造を徹底的に指導し、プロレスシーンの構成に至る細部まで担う「プロレススーパーバイザー」として参加。長期にわたってゆりやん、長与、剛力らと共に作品を作り上げてきた長与は「1980 年からの私達の物語がこの作品で全て完結しました。あの頃の私達にも感謝です」と撮影を振り返っている。
そして9月12日夕刻に本作の配信を記念したイベントが格闘技の聖地である後楽園ホールで開催決定。登壇者はゆりやんレトリィバァ、唐田えりか、剛力彩芽、白石和彌監督ら（予定）。本日より観覧応募受付がイベント特設サイト（https://gokuakuevent.splashthat.com/）で開始される。（編集部・石井百合子）
Netflix シリーズ「極悪女王」（全5話）は9月19日世界独占配信