猪狩蒼弥、渋沢栄一にマジ恋!
猪狩蒼弥(HiHi Jets)が23日、都内で行われた映画『恋を知らない僕たちは』(公開中)の初日舞台あいさつに登壇し、渋沢栄一愛を語った。この日は、主演の大西流星(なにわ男子)をはじめ窪塚愛流、齊藤なぎさ、莉子、志田彩良、酒井麻衣監督も来場した。
【画像】大西流星(なにわ男子)、猪狩蒼弥(HiHi Jets)ら“本気の恋”トーク!
水野美波のコミックを原作に基づく本作で、恋に一途なバンドマン・太一を演じた猪狩は「今俺を見ているみなさん。どうも、瀬波太一役を演じました猪狩蒼弥です」とあいさつ。「撮影から公開までがあっという間で、もっとみんなと過ごしたかった」とロスに陥りながら、「公開という日をこれだけ多くの人たちに見守られながら迎えられたことを本当にうれしく思っています」と安どの表情。そして、「個人的にギターをはじめたりして、自分の人生にとって思い出となるところをたくさんいただいた作品になりました」と喜んだ。
撮影時のエピソードで盛り上がる中、猪狩は本作の公式SNSに掲載する写真を撮るため、キャスト6人に支給されたスマホについて言及。最初、役と向き合うことを優先していた大西らは、あまり撮影をしていなかったというが、猪狩は「序盤は誰よりも撮っていた」と豪語。しかし、「(齊藤らが)終盤は怒濤の開拓力で、そもそもスマホに入っていないアプリを入れたり、凝り始めるとめっちゃ早い」と明かし、「今ちょっとずつSNSに上がっているけど、みんな良い写真撮るから、俺のヤツほとんど上がっていない。みんなのが出来がいいから」としょんぼり。自前のフィルムカメラやデジタルカメラを使用した大西は「猪狩蒼弥だけはノーマルカメラ。『俺、全然わからんねん』とおじさんモードかましてました」とぶっちゃけて会場の笑いを誘った。
作品にちなみ「本気の恋」を問われた一同。猪狩は「好きというか尊敬が入っている感じ」と切り出し、大河ドラマ「青天を衝け」(2021)の主人公としても知られる渋沢栄一を挙げた。「渋沢栄一が大好きでございます。銀行を創設されたり、今の日本の経済を支えるような基盤になった方なので、心から大好きだし尊敬しているし、いっぱいお財布に舞い込んで来てほしい」と吐露。人物としての話かと思いきや、お金の話というオチをつけた猪狩は「もう福沢(諭吉)の時代は終わりつつある。これからは渋沢パイセンの時代」とキッパリ。大西は「新札貰うとテンション上がるよね」と共感していた。
本作は6人の高校生たちが恋に悩みながらも向き合う姿を描いた青春ラブストーリー。恋愛よりも友情を優先して思いを伝えられない主人公の男子高校生(大西)をはじめ、恋に正直なナチュラル男子(窪塚)、恋を知りたい文学少女(志田)ら6人の思いが交錯する。「美しい彼」シリーズや映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』などの酒井麻衣監督がメガホンをとった。(錦怜那)