キアヌ・リーヴス、カナダのアイスホッケーチームと1日契約 GMが歓迎「組織にとって重要な日」
9月2日に60歳の誕生日を迎える俳優キアヌ・リーヴスが、カナダ・オンタリオ州のジュニアアイスホッケーチーム「ウィンザー・スピットファイアーズ」と1日限りの契約を結んだ。現地時間22日、チームの公式サイトで発表された。
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クラブ公式サイトでは、キアヌが契約書にサインし、チームのユニフォームに袖を通した写真が公開されている。契約の目的は、チームが支援するカナダ精神保健協会に募金するため。キアヌが着用したユニフォームや契約書はオークションに出品され、収益は全て協会に寄付されるという。
カナダ・トロントで育ったキアヌは、学生時代にアイスホッケーチームに所属し、“壁”と呼ばれるほど鉄壁のゴールキーパーとして活躍していたことで知られている。プロ選手を夢見ていたこともあるが、怪我のため断念。俳優の道へと進んだキアヌは、映画『栄光のエンブレム』(1986)でアイスホッケー選手を演じたこともある。今回の1日契約で、キアヌはアイスホッケー選手になるという学生時代の夢を叶えた。
チームのゼネラルマネージャー(GM)を務めるビル・ボーラー氏は、「組織にとって重要な日だ。キアヌがチームに加わってくれたことを、誇りに思います」と公式サイトで喜びのコメント。「彼が現役でキーパーをやっていたら、今シーズンはうまくいっただろう。私たちはカナダ精神保健協会のサポーターであり、大変貴重なジャージを出品するオークションが、私たちのコミュニティーで重要な役割を担うことを願っています」と協会支援に期待を寄せた。(編集部・倉本拓弥)