『デッドプール&ウルヴァリン』でカットされたカメオ出演…ライアン・レイノルズ「心が痛かった」
マーベル・スタジオ製作の映画『デッドプール&ウルヴァリン』(公開中)では、サプライズキャストのカメオ出演が多数実現したが、中には、編集段階で惜しくもカットされてしまった人もいる。主演のライアン・レイノルズが、その人への思いをInstagramでつづっている。
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カットされたのは、ライアンの親友であり、彼と共にサッカークラブ「レクサムAFC」のオーナーを務めるロブ・マケルヘニー。TVA(時間変異取締局)の兵士役でカメオ出演していたが、ライアンによると「もともと構成していた内容では、(シーンが)上手くハマらなかった」という理由で出番を丸ごと削られてしまった。
ライアンは、コスチューム姿のロブを捉えたメイキング写真を投稿し、「編集段階で『時には、愛する者も殺さないといけない』と(スタジオに)言われた」と、カットは苦渋の決断だったことを告白。ロブの出番を残そうと、ギリギリまで奮闘していたことも明かしている。
また、「この映画を製作することは大好きだったが、ストレスがなかったわけではない」と続けたライアン。「多くの期待を背負っていた。映画史における最もよくできた悪役は“期待”だろう。ストレスの多いことをこなす時、友人がそばにいると気分がよかった。ロブがロンドンまでカメオシーンのために飛んできてくれたにもかかわらず、予期せぬ結果になってしまい、心が痛かった。でも、友人が撮影現場でそばにいてくれて感謝している。ロブを見た時、私の心拍数が下がって緊張がほぐれた。彼はみんなのために、そして私のために参加してくれた」とつづっている。
劇場公開版ではカットされてしまったロブの出演シーン。ライアンは「デジタル版の映像特典で生き残っていることを願っている」と何らかの形でリリースされることに期待を寄せている。(編集部・倉本拓弥)