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神木隆之介、撮影初日前夜は緊張で眠れず「優しくしてもらえるかな?とか考えます」

「海に眠るダイヤモンド」土屋太鳳、杉咲花、神木隆之介、斎藤工
「海に眠るダイヤモンド」土屋太鳳、杉咲花、神木隆之介、斎藤工

 10月期TBSドラマの合同制作発表「TBS DRAMA COLLECTION 2024 AUTUMN」が5日に都内で行われ、10月20日スタートの日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(毎週日曜よる9時~)に出演する神木隆之介斎藤工杉咲花土屋太鳳が出席。31歳にして芸能界生活29年を数える神木だが、今でも撮影初日の前日は、緊張で眠れないことを明かした。

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 本作は、1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と現代の東京を舞台にした、70年にわたる愛と友情、家族の壮大な物語。戦後復興期から高度経済成長期の“何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代”にあった家族の絆や人間模様、青春と愛の物語がつむがれる。同時に、現代の“一見して何でもあるけれど若者が夢を持てない時代”を描き、過去から現代に通じる希望を見つけだす、時代を超えたヒューマンラブエンターテインメント。

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 神木は、端島の炭鉱員の家で生まれ育った主人公・鉄平と、現代の東京でホストとして生きるもう一人の主人公・玲央の二役を演じる。「鉄平はポジティブなキャラクターですが、(現代のホスト)玲央は希望を見出せずフラストレーションがたまっている役で、力を抜いてセリフを言わなければいけない」と説明した神木は「(撮影が)同時に来て、鉄平から玲央になったとき、鉄平が残っていて気合が入りすぎちゃうんですよ。それがいまだに難しい」と演じ分けの苦労を告白する。

 ドラマ「アンナチュラル」「MIU404」、映画『ラストマイル』でお馴染みの野木亜紀子(脚本)、塚原あゆ子(監督)、新井順子(プロデューサー)のトリオが初の日曜劇場に挑む本作。初めて脚本を読んだ時の思いを、神木は「今まで演じたことがない役柄でしたし、キャラクターが生々しく描かれているので、それを体現しなければいけないのは難しい」と振り返った。

 また、金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」に出演する坂東龍汰から「撮影初日は緊張しますか? 僕は緊張して前日は寝られません」と質問された神木は「緊張しますよ。僕も寝られないです」と返答。さらに、「できるかな? とか。いろんなことを考えちゃうんですよね。準備して行っても、実際にやるとなると違う感覚だったりしますし、その感覚をいかに早くつかめるかという不安があります。あと、どんな現場なんだろう? とか、優しくしてもらえるかな? とか考えます」と胸中を明かす。しかし、最終的には「何とかなるでしょ! みんな優しいから大丈夫でしょ! と言い聞かせて必死に寝ようとする」と独自の睡眠法を伝授。

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(前列左から)玉森裕太、奈緒、神木隆之介、斎藤工、柳楽優弥、坂東龍汰、岡崎紗絵、渡部篤郎、土屋太鳳、杉咲花、齋藤飛鳥、桜井ユキ

 斎藤も「現場の姿が想像できないので、まったく眠れないです。だから、1回(撮影現場に)行ってしまえば(みんな)仲間だと思えて寝られるようになるけど、初日(前夜)は眠れないです」とコメント。火曜ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」に出演する玉森裕太も「緊張はめちゃくちゃするんで、寝る時間は短い」とほぼ同意するが、奈緒だけは「私は寝ます。寝た方が絶対にいいと思うから、眠れることをいっぱいやります」と話していた。(錦怜那)

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