日向坂46・四期生映画、次の舞台は北海道!?『ゼンブ・オブ・トーキョー』公開にメンバー感謝
アイドルグループ・日向坂46の四期生が26日、都内で行われた映画『ゼンブ・オブ・トーキョー』の公開記念舞台あいさつに登壇し、撮影裏話や全国7都市で行われた舞台あいさつの様子、次回作の野望などを語った。この日は、主演の正源司陽子をはじめ、藤嶌果歩、石塚瑶季、小西夏菜実、竹内希来里、平尾帆夏、平岡海月、清水理央、宮地すみれ、山下葉留花、熊切和嘉監督も来場した。
【写真】四期生集合『ゼンブ・オブ・トーキョー』公開記念舞台あいさつ
本作は、日向坂46の四期生メンバー11人が、修学旅行を楽しむ高校生を演じる青春群像劇。修学旅行で東京を訪れた女子高校生たちが、自由行動の日にさまざまな場所を満喫する。
正源司は「無事に公開日を迎えられてうれしいです。さっそく皆様から感想をいただいて温かい気持ちに包まれております。ありがとうございます」と感謝の思いを伝える。先日はメンバーそれぞれが日本各地で舞台あいさつを行い、地元・広島を訪ねた竹内は「母が最初から最後まで号泣していたとお姉ちゃんが言っていました」と打ち明けた。
仙台に向かった清水は「母が新幹線で来て、夜行バスで帰ったみたいです。(会場では母を)すぐに見つけて笑顔で手を振りました」と明かし、「『11人全員のいいところが詰まった映画だね』と褒めてくれました。皆さんも11人の魅力を知れるんじゃないかな」と呼びかけた。
また、平尾は海での撮影を振り返り、「(劇中、正源司とは)そんなに仲がいい役ではないのに、そのシーンばかりは普段の関係性が出まくって、(スクリーンの)奥の方で陽子に抱きついている“源平合戦”が見られると思います」とアピール。正源司も「『みんな~』と走って行ったときに平尾がバッと手を広げてくれたので、吸い込まれるように抱きついちゃいました」とはにかんだ。
「こういうタイプの映画は初めて」と語った熊切監督は「みんながひた向きに頑張ってくれたので、今しか撮れない瞬間をたくさん撮れたのではないかなと自信を持ってお届けできます」と胸を張る。そして、「気に入って応援していただいて、続編の『ゼンブ・オブ・ホッカイドー』につなげていただけたら。山で宮地さんが迷子になってヒグマと会う」と続編構想も告白。すると宮地は「ヒグマと会ったら、まず目を合わせて、わたしもクマさんだよ。仲間だよ。大丈夫だよ。下山方法を教えてくれないかな? と言って、みんなと合流! っていうハッピーエンドです」と声を弾ませる。北海道出身の藤嶌は「クマの撃退法を知っています。クマと目が合ったらそらしてはいけません。目をそらしたら食われてしまいます」とおどろおどろしく紹介し、「わたしはクマに遭遇せずに札幌とか函館とか観光したい」とスタンダードなプランを思い描いていた。(錦怜那)
映画『ゼンブ・オブ・トーキョー』は全国公開中