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清野菜名、月9初主演 2025年1月期「119エマージェンシーコール」30歳最初のドラマで夢かなう

「119エマージェンシーコール」の清野菜名
「119エマージェンシーコール」の清野菜名 - (C)フジテレビ

 清野菜名が、2025年1月期のフジテレビ系・月9ドラマ「119エマージェンシーコール」(毎週月曜21時~21時54分)で主演を務めることが発表された。本作は、消防局の通信指令センターを舞台に、一本の電話で命をつなぐ最前線に立つ指令管制員(ディスパッチャー)たちを描くオリジナルストーリー。清野は初のゴールデン帯(19時~21時59分)ドラマ主演にして月9初主演を飾る。

【画像】清野菜名、美麗ドレスで肩出し!

 清野が演じるのは、横浜市消防局・司令課3係の指令管制員(ディスパッチャー)・粕原雪(かすはら・ゆき)。銀行員だったが消防士に転身し、2年間の現場勤務を経て自ら異動を希望した、消防司令センターの新人。幼少期に家が火事になった際、通報先の管制員の声に助けられた経験があり、自分も通報者を安心させられる管制員を目指している。

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 高い集中力と優れた洞察力を兼ね備えており、通話中のわずかなヒントとなる情報も見落とさない。一度聞いた声や音を忘れない特技を持つなど、指令管制員としての適性は高いが、決して信念を曲げない“我が道を行く”タイプでもあり、周囲を振り回すこともしばしば。自分の対応を振り返り、非番の日に事故現場を見に行ってしまうことがあり、組織内で軋轢を生むことがある。

 清野がフジテレビ制作ドラマへ出演するのは、深夜ドラマ「おわらないものがたり」(2014年8月)以来、およそ10年半ぶりで2作目。フジGP帯ドラマ初出演にして、30歳となって最初のドラマとなった。20代前半の頃に、月9のオーディションを受けていたという清野は「なかなかかなわなかった夢がようやくかない、30歳になり、最初のドラマで月9の主演をさせていただけること、とても光栄に思っています」と歓喜。「実際に現場で働かれている方とお話する機会をいただいたのですが、なかにはいたずら電話があったりもして本当に困っている人に救助がまわらないこともあると伺いました。そういった電話を減らしたいという思いも聞いて、このドラマを通して皆さんに119番の必要性をしっかりと伝えていけたらいいなと思っております」と意気込みを述べる。

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 そんな清野の起用について、プロデューサーの渡辺恒也(フジテレビドラマ・映画制作部)は「“119番の対応を終えたのちに、その現場に足を運ぶ指令管制員”という主人公・雪のキャラクターを考えたときに、その行動力や探求心の豊かさを、説得力を持って演じられる俳優として思い浮かんだのが、清野菜名さんでした。紺色にオレンジ色のラインが入った消防活動服に身を包んだ清野さんにお会いして、その直感は間違いなかったと確信しました」とコメントしている。

 個性的な指令管制員(ディスパッチャー)たちが、困難な状況に立ち向かう中で、それぞれに抱える葛藤や問題を乗り越えて成長していく群像劇。限りなくリアリティーを追求するため、横浜市消防局全面協力の下、大型のマルチディスプレイとシステム監視制御装置、LIVE映像通信システムを備えた最新の消防司令センターをセットで完全再現した。脚本は「降り積もれ孤独な死よ」(日本テレビ系)などを手掛けた橋本夏らが担当し、演出は「救命病棟24時」や「医龍 ~Team Medical Dragon~」シリーズなど数々の医療ドラマを手掛けた水田成英らが担当する。清野のコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)

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清野菜名(粕原雪役)

ーー本作への出演が決まったときの思い
「このお話をいただいたときに、指令管制員という職業がどういうものなのかを存じ上げていなかったので、きちんと勉強をして臨まないといけないなと思いました。皆さんも生活していく中でなかなか知ることのできない裏側だと思いますので、ドラマを通してしっかりと伝えていけたらいいなと思います」

ーー台本を読んでみての印象
「今までは119番に電話をかけるとどういうことが繰り広げられているのか知らない世界だったので、台本を通して細かく知ることができてとても興味深かったです。119番に電話をかけてきた方の声だけを聞いて、声だけで誘導していくことの難しさをとても感じました」

ーー演じる役の印象は?
「私が演じる粕原雪は、最初は銀行員だったのですが、幼いときのある経験から指令管制員を目指して本当に指令管制員になるという夢をかなえた、とても行動力のある女性だと思います。指令管制員になった後も自分の対応が間違っていなかったか、もっといい方法があったのではないかという思いから現場に足を運び確認するという行動力もとても真面目だなという印象を受けました」

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ーー長いキャリアの中で初のゴールデン帯ドラマ主演、かつ月9初出演にして初主演となることについて
「素直にうれしかったです! 実は20代前半の頃に月9のオーディションを受けたりもしていまして。なかなかかなわなかった夢がようやくかない、30歳になり、最初のドラマで月9の主演をさせていただけること、とても光栄に思っています」

ーー本作に懸ける思い
「この作品が決まって、実際に現場で働かれている方とお話する機会をいただいたのですが、なかにはいたずら電話があったりもして本当に困っている人に救助がまわらないこともあると伺いました。そういった電話を減らしたいという思いも聞いて、このドラマを通して皆さんに119番の必要性をしっかりと伝えていけたらいいなと思っております」

ーー放送を楽しみにしている視聴者やファンへのメッセージ
「指令管制員という職業はチームワークが必要な現場で、日々通報に迅速に対応している姿が本当にかっこいいという印象を受けました。撮影現場の私たちもチーム一丸となって皆さまにそういった姿をお見せできたらいいなと思っております。楽しみにしていただけたら光栄です。よろしくお願いいたします!」

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