『はたらく細胞』松本若菜のマクロファージが可愛すぎる!鉈アクションにも期待
清水茜の漫画を永野芽郁と佐藤健のダブル主演で実写化した映画『はたらく細胞』(12月13日公開)に登場する、松本若菜演じるマクロファージが「可愛すぎる」と話題を呼んでいる。
【画像】松本若菜のマクロファージ・ビジュアル&場面写真<4枚>
本作は、細胞を擬人化する斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼び、累計発行部数1000万部を突破する人気漫画を『テルマエ・ロマエ』シリーズや『翔んで埼玉』シリーズなどの武内英樹監督が実写化。赤血球役の永野芽郁、白血球(好中球)役の佐藤健に加え、芦田愛菜、阿部サダヲ、山本耕史、仲里依紗、染谷将太、板垣李光人、加藤諒、マイカピュ、加藤清史郎、片岡愛之助、新納慎也、小沢真珠、Fukase(SEKAI NO OWARI)らが出演。
松本演じるマクロファージは、免疫細胞の一つ。細菌などの異物を捕らえて殺し、抗原や免疫情報を見つけ出す役割がある。幼い赤血球たちを導く“育成係”でもあり、優しい笑顔でたくさんの役割をこなす縁の下の力持ち的存在。
予告編ではマクロファージのダイナミックなアクションシーンも見られ、「完璧な配役」「ピッタリ」といったキャスティングへの反応のほか、「電王姉弟だ!」「エモい」といった声も。主演を務める佐藤とは2007年放送の特撮ドラマ「仮面ライダー電王」で姉弟の設定で共演しており、本作では同じシーンはないものの「あれから月日も経ち、健くんもどんどん素晴らしい俳優さんになられて、お互い環境も変わってきている中、勝手ながらどうしても佐藤健さんと会うと、当時の姉と弟みたいな感じになってしまうんです」と23日に行われたPRイベントで話していた。
松本は「マクロファージさんは見た目はとても柔らかいですが、戦うとなったらパっと切り替える。頼もしい部分もあれば、優しい部分もあるし、また、クールな一面もあり、とても魅力的だと思いました。私の姪っ子も原作を読んでいて、マクロファージさんはかわいいから好きと言っていましたが、巨大な鉈で戦うシーンでは、殺陣チームの皆さんがその鉈の重さを利用して作ってくださったカッコいいシーンもありますので、そんな部分も是非注目して頂きたいです。撮影中は、体の中でリアルなマクロファージさんも戦っているんだと考えながら楽しく演じさせていただきました。自分の体の中を知れるよいきっかけにもなりましたし、今までにないスケールで、年齢問わずどの世代の方でも楽しめる作品となっていますので、是非ご覧ください」とキャラクターの魅力を語っている。
原作から抜け出してきたかのようなエプロンドレスは、ドラマ「岸辺露伴は動かない」シリーズ、大河ドラマ「どうする家康」、単発ドラマ「ブラック・ジャック」などの柘植伊佐夫(扮装統括・衣裳コンセプト)と、30年に渡り数々のアーティストやプロジェクトの衣装製作を手掛ける衣装アーティストの櫻井利彦(衣裳デザイン・衣裳製作)によるもの。
松本は今年、月9ドラマ「君が心をくれたから」(フジテレビ・1月期)、「正直不動産2」(NHK・1月期)、主演ドラマ「西園寺さんは家事をしない」(TBS・7月期)など出演が相次ぎ、現在、托卵をテーマにした主演ドラマ「わたしの宝物」(フジテレビ)が放送中。来年1月には高級遊女を演じる映画『室町無頼』が公開される。(編集部・石井百合子)