広瀬すず、是枝監督作品2度目の四姉妹末っ子に、甘えすぎて「すごい痩せた」
女優の広瀬すずが2日、都内で行われたNetflixシリーズ「阿修羅のごとく」完成報告会に宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優、八木康夫プロデューサーと共に登壇。映画『海街diary』(2015)に続いて、是枝裕和作品で四姉妹の末っ子を演じたことに感慨深い表情を浮かべていた。
【画像】会見でも笑顔いっぱい!「阿修羅のごとく」完成報告会の様子
脚本家・向田邦子の傑作と呼ばれた昭和を代表する家族劇を、是枝監督がリメイクした本作。年老いた父の愛人問題をきっかけ、四姉妹たちの秘めた思いが噴出し、それぞれの関係性に大きな揺らぎが生じるさまを描く。広瀬は、喫茶店のウエイトレスで、ボクサーの卵と同棲する四女・咲子を演じる。
本作のオファーを受けた際、広瀬は「わたしは『阿修羅のごとく』というドラマの存在を知らなかったんです」と正直に語り「でも内容を聞いて、お姉ちゃんたちが宮沢さん、尾野さん、蒼井さんと聞いて『こんなチャンスはない。すごく大きな経験になる。すぐにやりたい』とバカな顔をして飛び込もうと思ったんです」と素直な思いを吐露する。
また、数奇な縁も感じたという広瀬。「わたしは是枝監督の初めての作品(『海街diary』)でも四姉妹の末っ子を演じました。2度も是枝監督の作品で同じ立場の役を演じるなんて『わー』と思って現場に入りました」
この日、是枝監督はイベントに欠席となったが、ビデオコメントにて「(4人の中で)一番すずがしっかりしていた」と発言。広瀬は得意げに胸を張ると「末っ子なので甘えさせていただきました。こういう言い方は失礼かもしれませんが、こんな先輩がいていいのかーーと思うぐらい、とても居心地が良かった」と伸び伸びと撮影に臨めたことを明かした。
また広瀬は「とにかく現場が楽しすぎて、何でもさらけ出して喋れるんです」と撮影を振り返り、「しゃべりすぎて、笑い過ぎて、すごい痩せちゃったんです。現場でいっぱい食べていたにも関わらず。いい痩せ方。笑うってこんなに楽しいんだって。最高でした」と満面の笑みを浮かべていた。(磯部正和)