ドナルド・トランプそっくり!セバスチャン・スタンのふん装ビジュアル公開
ドナルド・トランプの若き日を描いた映画『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』(1月17日公開)で、主演を務めたセバスチャン・スタンがトランプに成り切った姿が公開された。
本作は、成功を夢見る初々しい20代のトランプが、伝説の弁護士ロイ・コーンに導かれて驚がくの変身を遂げ、トップへと成り上がるまでの道のりを描いた物語。全米公開時にはトランプ本人が上映を止めるよう、中止勧告書を送ったことでも話題となった。
今回公開されたのは、20代の野心にあふれる“お坊ちゃん”だったトランプの姿から、伝説の弁護士ロイ・コーンと出会い「勝利への3つのルール」を叩き込まれ、次第に怪物へと変ぼうしていくトランプの姿を捉えた3枚の場面写真。若き日のトランプに成り切ったセバスチャンは、トランプを演じることについて「そりゃ怖いは怖い。でも、やってみたい気持ちは抑えられなかった」と役者として興味をそそられたと語った。
驚異的な役づくりで知られるセバスチャンは、本作でも「インターネットで調べて、目につくものは手あたりしだいに目を通した。ニューヨーカー、ニューヨーク・マガジン、ニューヨーク・タイムズに掲載された、映画の舞台である70年代末から80年代にかけてのトランプのインタビュー記事は全て読んだよ。映像素材もくまなく探して、1970年代後半から1980年代にかけてのものにフォーカスして観た」と入念にリサーチしたことを明かした。
11月の米大統領選挙で、トランプが132年ぶりに大統領経験者返り咲きを果たした際には、1週間限定で緊急先行上映が実施され、一足早く鑑賞した観客からは「トランプの人間的な弱さや本人が抱く恐れ、器の小ささが見えてくる。モノマネではなく、役者として内面に迫るセバスチャン・スタンの名演と勇気に拍手」「めちゃくちゃトランプ氏に見えるセバスチャン・スタンの役づくりがすごい」とセバスチャンを称賛する声が多く寄せられた。(今井優)