佐藤健、松本若菜が「めちゃくちゃ格好良かった」マクロファージ役を絶賛
女優の松本若菜が4日、都内で行われた映画『はたらく細胞』プレミアカーペットイベント&プレミア舞台あいさつに出席。先日のイベントで松本は、特撮ドラマ「仮面ライダー電王」で姉弟役として共演した佐藤健に対して「姉と弟みたいな感じになってしまう」と語っていたが、この日、松本のアクションを佐藤が絶賛したことに「嬉しいです」と満面の笑みを浮かべていた。
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本作は、清水茜の同名コミックと清水監修のスピンオフ「はたらく細胞BLACK」を原作に、『翔んで埼玉』『テルマエ・ロマエ』の武内英樹監督が、個性豊かな細胞たちの活躍と共に、シリーズ初となる“人間の世界”を映像で表現した作品。松本は、免疫細胞の一つで細菌などの異物を捕らえて殺し、抗原や免疫情報を見つけ出すマクロファージを演じる。
マクロファージは、おっとりとしたビジュアルながら攻撃力は抜群。松本は「フワッとしたスカートをはいているので足元まで見えないんですよ」と劇中の衣装に触れると、そんななか激しいアクションシーンがあることに「大きなナタを持っていて、すごく大変。普段使わない筋肉を使いながら、ワイヤーアクションに挑みました」と大きな挑戦だったという。
松本は、本作で白血球を演じた佐藤とは、2007年放送の特撮ドラマ「仮面ライダー電王」で、姉弟役として共演。劇中で共演シーンはなかったが、以前行われた本作のイベントでは「勝手ながらどうしても佐藤健さんと会うと、当時の姉と弟みたいな感じになってしまうんです」と特別な存在であることを明かしていた。
そんな松本のアクションシーンについて、佐藤は「『極道の妻』みたいな、すごく格好いいシーンがあるんです。本当にめちゃくちゃ格好良かった」と絶賛すると、松本は「え、あたし?」と大テレな表情を浮かべ「ありがとうございます。嬉しいです」と満面の笑みを浮かべていた。
大ナタで懸命なアクションを見せた松本。しかし、ちょっとした悲しい出来事もあったようで「いまだから話せる撮影で大変だったこと」というお題に対して「芽郁ちゃん演じる赤血球ちゃんが酸素を届けるために頑張っているときに、わたしが登場するのですが、(新米赤血球役の板垣)李光人くんがアップになったとき、わたしも後ろで映っているんだろうなと思って、ナタを振り回してアクションをしたのですが、全然使われていなかったんです」と寂しそうな表情を浮かべる。
武内監督が「すみません」と申し訳なさそうに語ると、松本は「そのシーンになったら、奥の方でマクロファージが頑張っているんだろうなと思ってください」と客席に呼びかけていた。(磯部正和)
映画『はたらく細胞』は12月13日より全国公開