鈴木福、「電王」ゼロノス・中村優一との共演に感慨　仮面ライダージーン新変身ポーズは「ほぼ自分で考案」

　俳優の鈴木福が21日、都内で行われた「仮面ライダーアウトサイダーズep.7 アウトサイダーズと最期の戦い（デザイアロワイヤル）」の先行上映イベントに出席。自身が3歳の時に熱中していた「仮面ライダー電王」の中村優一（桜井侑斗／仮面ライダーゼロノス役）との共演が実現し、「まさかゼロノスと出会えるなんて思ってもなかった」と感慨深げに語った。イベントには、天野浩成（橘朔也役）、松島庄汰（ブレン役）、岩永徹也（檀黎斗役）、那智（天津垓役）、濱尾ノリタカ（ジョージ・狩崎）、柴崎貴行監督も出席した。

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　「仮面ライダーアウトサイダーズ」は、歴代シリーズの世界観をクロスオーバーさせながら、「悪意の消滅」を目指す超知能ゼイン／仮面ライダーゼインに立ち向かうアウトサイダーな仮面ライダーたちの姿を描いた、東映特撮ファンクラブ（TTFC）のオリジナルシリーズ。2022年からスタートしたシリーズは、第7弾「アウトサイダーズと最期の戦い（デザイアロワイヤル）」をもって完結する。

　「仮面ライダーギーツ」でジーン／仮面ライダージーンを演じた鈴木は、完結編で「アウトサイダーズ」に本格参戦を果たす。歴代仮面ライダーとの共演が実現した中、幼少期に観ていた「電王」とのクロスオーバーは特に感慨深かったそうで、中村は「さっき楽屋でお話していて、『電王』から観始めたと聞いて、『「電王」の時、何歳だったの？』と聞いたら3歳と言われました。親戚のおじさんみたいな気持ちです」としみじみ語る。

　完結編では、ジーンが新たなベルトを使って仮面ライダージーンゲイザーに変身する。変身ポーズも新しくなっており、鈴木は「けっこう自分で考えさせてもらった」と明かすと、柴崎監督も「福くんがほとんど考えたものを『もう少しこうしようか』と（調整していった）」と鈴木のアイデアがベースになっていると説明。その後、ジーンゲイザーの変身ポーズを生披露して会場を沸かせた。

　最後に鈴木は、「ファンとしてこういった作品があることをすごく嬉しく思いますし、その仲間入りさせていただいて、豪華な歴代仮面ライダーのみなさんと一緒に舞台に立てたこと、本当に嬉しかったです」とあいさつ。「現行のシリーズはもちろん、過去のシリーズもTTFC（東映特撮ファンクラブ）でたくさん観られます。これからも仮面ライダーを愛し続けましょう！」とファンに呼びかけていた。（取材・文：編集部・倉本拓弥）

「仮面ライダーアウトサイダーズep.7 アウトサイダーズと最期の戦い（デザイアロワイヤル）」東映特撮ファンクラブ（TTFC）で12月22日配信開始