『ライオン・キング:ムファサ』尾上右近&MARIA-Eが歌う劇中歌「聞かせて」本編映像が公開
ディズニー最新作『ライオン・キング:ムファサ』(全国公開中)から、尾上右近(ムファサ役)とMARIA-E(サラビ役)による劇中歌「聞かせて」が登場する本編映像が公開された。
本作は、アニメーションやミュージカルなどで知られる名作を実写映画化した『ライオン・キング』の前日譚(たん)。『ムーンライト』(2016)などのバリー・ジェンキンスが監督を務め、『ライオン・キング』で息子シンバを守った偉大な王・ムファサと、ヴィランであるスカーの若き日が描かれる。日本語吹替版作品となる<超実写吹替版>では、ムファサを尾上、ムファサの“弟”タカ(若き日のスカー)を Travis Japan の松田元太が務める。
公開された本編映像は、ムファサと、後にムファサの妻となるサラビが、それぞれの想いを重ね合わせていく場面。冷酷な敵ライオン・キロスから仲間たちを守るため、約束の地「ミレーレ」を目指し過酷な冒険の旅に出たムファサとタカ。その旅の途中でふたりと出会い仲間となったのがサラビだった。共に旅する中で、互いに想いを寄せはじめたムファサとサラビは、寒空の下、ついに秘めた思いを伝え合う。
そのシーンを彩る劇中歌「聞かせて」は、アニメーション版『ライオン・キング』で歌われた「愛を感じて」を思わせるラブソング。彼らの進む寒風が吹く雪山とは裏腹に、そっと心を通わせ合うムファサとサラビの関係性を表現する温かな1曲となっている。ムファサ役でディズニー作品&声優初挑戦となった歌舞伎俳優・尾上右近と、ミュージカル界で活躍するMARIA-Eの美声にも注目だ。(編集部・入倉功一)
映画『ライオン・キング:ムファサ』は全国公開中