異変探しゲーム「8番出口」実写映画化決定 “おじさん”も登場する映像公開
全世界累計140万ダウンロードを突破する、大ヒット“異変”探し無限ループゲーム「8番出口」が実写映画化され、東宝配給で2025年に全国公開されることが決定した。ゲームの世界観を再現した“映画化発表映像”が公開されている。
「8番出口」は、日本のありふれた地下鉄の駅を舞台に、無限にループする地下通路に閉じ込められたプレイヤーが、様々な“異変”を見つけながら“8番出口”を目指す短編ゲーム。インディーゲームクリエイターの KOTAKE CREATE 氏がたったひとりで制作し、2023年11月に発売された。
シンプルなゲーム性と独特で不気味な世界観が話題を呼び、瞬く間に人気が拡大。数々の著名人によるゲーム実況も盛り上がりを見せ、YouTube上での関連動画は総再生回数1億回を突破、派生ゲームも数多く登場するなど、国内外を問わず熱狂的な支持を集めている。
蛍光灯に照らされた、無機質な白い地下通路を歩くプレイヤー。しかし、いつまで経っても出口に辿り着くことができない。何度もすれ違うスーツの“おじさん”に違和感を覚え、やがて自分が同じ地下通路を繰り返し歩いていることに気付く。脱出のルールは、「異変を見逃さないこと」「異変を見つけたら、すぐに引き返すこと」「異変が見つからなかったら、引き返さないこと」「8番出口から、外に出ること」。通路に“異変”があれば引き返し、なければそのまま前に進む。見落としてしまえば「0番出口」(ふりだし)に戻されてしまい、ループし続けることになる。
「全世界向け 映画化発表映像」では、ファンが見慣れた地下通路が登場。壁の掲示物やいつもすれ違う“おじさん”まで再現されたループする世界に“異変”が現れる。実写映画化について、原作の KOTAKE CREATE は「 映画の話が来た時は、ストーリーが無いゲームをどう映画にするのかと思っていたのですが、 『8番出口』の世界観や雰囲気を壊す事なく、映画として面白い物になっていると思います!」と太鼓判を押す。(編集部・入倉功一)
原作者:KOTAKE CREATE コメント
「8番出口」が実写映画化します! 2023年11月末にゲームを発売し、その約1年後には映画化が発表されているとは全く思っていなかったので、驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。 映画の話が来た時は、ストーリーが無いゲームをどう映画にするのかと思っていたのですが、 「8番出口」の世界観や雰囲気を壊す事なく、映画として面白い物になっていると思います! 撮影現場も見学させていただき、あの地下通路やおじさんが目の前に存在していて本当に凄かったです! ぜひ楽しみにお待ちいただけると幸いです! 僕も公開がとても楽しみです!