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藤原紀香、初の朝ドラ出演決定 「おむすび」キーパーソンとなる管理栄養士役

藤原紀香ふんする管理栄養士・西条小百合
藤原紀香ふんする管理栄養士・西条小百合 - (C) NHK

 女優・モデルの藤原紀香が、現在放送中のNHK連続テレビ小説「おむすび」(総合・月~土、午前8時~ほか)に出演することが決定した。朝ドラ初出演となる藤原は、ヒロイン・米田結(橋本環奈)が新たな夢へと向かうきっかけとなる、キーパーソンの管理栄養士を演じる。

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 「おむすび」は、ギャル文化と出会った結(橋本)が栄養士となり、現代人が抱える問題を食の知識と“コミュ力”で解決しながら、縁や人を結んでいく朝ドラ第111作。脚本は、ドラマ「正直不動産」などの根本ノンジが執筆している。

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 藤原が演じるのは、結が入院先の病院で出会う管理栄養士・西条小百合(さいじょう・さゆり)。気さくな態度と的確な判断で、患者に合わせた食事を提供する。管理栄養士としての深い知識と優れたコミュニケーション能力で、結に新たな気づきを与え、彼女の人生を支える大きな存在となる。

 藤原、制作統括を務める宇佐川隆史のコメント全文は以下の通り。(編集部・倉本拓弥)

藤原紀香(西条小百合役)

 神戸の大学時代からの親友が管理栄養士をしているので、仕事の内容や苦労などについて認識していました。病院や会社、そして個人に寄り添う縁の下の力持ち的存在でその活躍があまり認知されていない職業なのかもと思っていたので、このお役をいただいたことはとても光栄です。

 西条は、患者一人一人に対して最善を尽くしたいという思いがひときわ強い人で、長年の経験を経て人の痛みも分かる度量の深い女性です。患者さんに対して分け隔てなく、壁を作らず、あっけらかんと、自然にコミュニケーションをとります。そして、時に厳しくプロフェッショナルとして、カラダについての大切なことを伝えます。その言葉選びやスイッチの切り替えが面白い人であるし、常にその心根には“この患者さんに1日も早く心身ともに健康になってもらうには、何がベストな方法なのだろう”と考えています。

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 仕事以外では割とずぼらなところがある、という西条のキャラクター設定ですが、実は私も、完璧! と思っていることもかなり抜けているところがあるので、ドジなところは似ているなと思いますね。笑

 橋本環奈さんについては、その力強い眼差しに芯の強さを感じます。結との初シーンでは、体調が悪くて食べられないことへの不安や葛藤がひしひしとその瞳から伝わってきて、気づけば自身も自然に西条として結に接していました。

 西条は結に、”管理栄養士は命を支える仕事”であるということを示し、結がこの職業を目指そうと思いを固めるきっかけとなるキーパーソンのお役目なので、見ている方に西条の奥に秘めたその情熱が伝われば、と心を込めてつとめました。

制作統括・宇佐川隆史

 結が次のステージへと進むキーパーソンとなる人物・西条小百合役。その役を、藤原紀香さんに演じていただけることを、本当にうれしく、心強く感じています。

 主人公・結が入院をきっかけに出会う管理栄養士・西条小百合。柔らかな関西弁で、患者と自然に打ち解けながらも、医療従事者として伝えるべきことはしっかりと伝える。人の心にそっと寄り添うその姿が、結に「管理栄養士になりたい」という新たな夢をもたらします。

 藤原さんは、その包容力や温かみ、そして西条の優しさの中に潜む芯の強さを絶妙に演じてくださっています。さらに、神戸出身の彼女ならではの柔らかな方言が、さらなる説得力を生み出しています。ぜひ、西条小百合の魅力、そして藤原紀香さんの新たな一面をお楽しみください。

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