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『スター・ウォーズ』アナキン子役、統合失調症の診断を受け入れた現在「とても良い気分」

『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』に登場するアナキン
『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』に登場するアナキン - Lucasfilm Ltd. / 20th Century Fox / Photofest / ゲッティ イメージズ

 映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999)で子供時代のアナキン・スカイウォーカーを演じ、その後は統合失調症と診断されたことなどが報じられてきたジェイク・ロイド(35)が、現在の状態について「とても良い気分です」と語っている。

【画像】可愛すぎた…子役時代のジェイク・ロイド

 高校時代から精神的な問題を抱えていたジェイクは、大学中退後に妄想型統合失調症と診断されたという。治療は難航し、2015年には警察とのカーチェイスの末に逮捕され、その後精神科に送られたことも。また、2018年に妹が亡くなるという悲劇に見舞われ、2023年に精神科のリハビリ施設に入院したことが Scripps News などで報じられていた。

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 ジェイクの母親のリサさんは、昨年、作家でジャーナリストのクレイトン・サンデルから受けた取材で、大学中退後、妄想型統合失調症と診断されたジェイクの治療が、病態失認(患者が自分が病気であることに気付けないこと)により困難を極め、先の逮捕劇につながったと告白。一方で、セラピーと治療は非常に効果的で、現在はジェイクが病気であることや薬を飲み続けることの重要性も理解するようになり、目覚ましい回復を見せていると証言していた。

大人になったジェイク・ロイド

 18か月にわたる入院を経たジェイクは、現在新しいリハビリ施設で引き続き治療を受けているが、外出が許される状態にあるという。クレイトンの取材に応じたジェイクは、診断を受けてからの時間を振り返り「この20年という時が終わったと考えると、とても良い気分です」と心境を告白。現在は診断を受け入れ「継続的な治療やセラピー、そして薬の服用を受け入れることができるようになりました。皆のサポートも本当に心強いです」と語っている。

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 リサさんは、クレイトンの取材で『ファントム・メナス』公開時のバッシングをきっかけにジェイクが精神を病んだと考える人が多いことについて、「彼は最近の『スター・ウォーズ』作品も大好きです。人々は彼が『スター・ウォーズ』を憎んでいると考えていますが、彼は『スター・ウォーズ』を愛しています」と否定していた。実際にジェイクは、(ドラマシリーズ)「スター・ウォーズ:アソーカ」を最近観たばかりで、今はスター・ウォーズ関連のゲームに「熱心に」取り組んでいるといい「『Star Wars: The Force Unleashed II』をプレイしたいんです。1をちょうどクリアしたところだからね」と語っている。(西村重人)

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