ミッキーマウス殺人鬼化、狂気のビジュアル初公開 残虐ホラー『テリファー』ピエロ役が怪演
パブリックドメインとなった短編映画『蒸気船ウィリー』(1928)の初代ミッキーマウスをホラー実写化した映画『スクリームボート(原題) / Screamboat』(2025年4月全米公開)から、殺人鬼と化したミッキーの初ビジュアルが公開された。
【動画】もう一つのホラー版ミッキー映画『マッド・マウス ~ミッキーとミニー~』特報
全米で失神・嘔吐者が続出して話題となったホラー映画『テリファー』シリーズのスティーヴン・デラ・サラ&マイケル・レヴィが製作を務める本作は、殺人ミッキーが蒸気船の乗客たちを血祭りにあげていくホラーコメディー。ミッキー役を務めるのは、『テリファー』に登場する狂気のピエロ“アート・ザ・クラウン”を演じているデヴィッド・ハワード・ソーントンだ。
ビジュアルには、銛(もり)をかまえる白黒ミッキーの姿が収められており、夢の国で見かけるミッキーから程遠い狂気のクリーチャーに魔改造されている。脚本・監督を務めたスティーヴン・ラモルテは、「ディズニーに敬意を表しつつ、クラシック作品に不気味でコミカルなひねりを加えました」とVarietyに語っている。
なお、『蒸気船ウィリー』のミッキーマウスをホラー映画化した作品は本作以外にも発表されており、そのうちの1本『マッド・マウス ~ミッキーとミニー~』は3月7日に新宿ピカデリーほかで全国公開される。(編集部・倉本拓弥)