日曜劇場「御上先生」等身大の生徒たちを描くTBS初のスピンオフショートドラマ配信決定
TBSは、19日から放送を開始した松坂桃李主演の日曜劇場「御上先生」のオリジナルスピンオフショートドラマ「御上先生には内緒。」を制作、番組公式TikTokアカウントをはじめ、UniReel、TVerでの配信がスタートした。
【画像・ネタバレあり】人気声優がサプライズ登場!「御上先生」第1話
「御上先生」は、高校教師となった東大卒のエリート文科省官僚・御上孝(松坂)が、制度を作る側である官僚と、制度に苦しめられる側である教師の両方を兼ねる“官僚教師”として、18歳の高校生たちを導きながら、権力に立ち向かっていく大逆転教育再生ストーリー。
TBS初のスピンオフショートドラマ作品となる「御上先生には内緒。」は、ドラマの舞台となる県内屈指の進学校「隣徳学院」を舞台に、生徒たちの等身大の高校生活を描いた作品。1話完結型の全8話で構成され、各話の長さは約90秒というオムニバス形式となる。
毎話異なる生徒が出演し、登下校の校門やある日の廊下などで起こる、彼らの高校生らしい日常を垣間見るような感覚で楽しめる。「御上先生」本編とのギャップも見どころだ。全国ネット放送のテレビドラマのスピンオフショートドラマをTikTokで展開するのは本作が初となる。
初回配信の1限目(1話)「名前忘れは0点?」では、29名の生徒役キャストから、徳守陣役の八村倫太郎、冬木竜一郎役の山下幸輝、和久井翔役の夏生大湖、綾瀬智花役の大塚萌香が出演。隣徳学院の教室を舞台に、小テストを巡って冬木と徳守が言い争い、綾瀬がなだめるなか、和久井が2人にある言葉を伝える。2話以降は、毎週月曜よる6時から配信される。(編集部・入倉功一)
・中西真央プロデューサーコメント
今回自分が「御上先生」の生徒役オーディションを担当していたこともあり、当初より生徒役のみなさんを中心としたスピンオフを作れたらと考えていました。生徒たちはドラマ本編の中で大きな渦に巻き込まれていくため教室にはしばしば緊張感も漂うのですが、そんな彼らにもきっとささやかで愛らしい日常があったはず。若く才能溢れる生徒役のみなさんが演じるその世界をもっと見てみたいと思っていました。
ただ「どんなに好きなドラマでも、そのスピンオフまで視聴するのはなかなか時間的にも心理的にもハードルが高い……」。普段自分がドラマを見ているとき、そう感じていたのが今回ショートドラマ制作に至った動機です。今回学園ドラマということで、普段の日曜劇場よりも若い世代、ひいては学生の方々にも見ていただきたいという思いで本編を制作しています。通例どおり、有料プラットフォームで配信するだけでは届かない方々がいるのではないかと感じました。若い世代が日常的に使う媒体で、その媒体に適した短尺でテンポ感の良いストーリーをお届けすることによって、重厚なイメージの強い日曜劇場との接点を増やしていきたいと思っています。クスっと笑えるエピソードを通して、生徒たちの個性豊かなキャラクターを楽しんでください!
・米永圭佑プロデューサー(株式会社QREATION)コメント
今回、日曜劇場「御上先生」という素晴らしい作品で、TBS様としても初の試みであるスピンオフショートドラマにご一緒できることを非常に嬉しく思っております。生徒役のキャストの皆さんの魅力溢れる演技と、スマホを通じて視聴する縦型ドラマだからこそのテンポ感や絵撮りなどを掛け合わせることで、「隣徳学院」の生徒たちの意外で愛らしい一面がギュッと詰まった作品になっていると思います。スピンオフが本編を見るきっかけになったり、本編と合わせて見て頂くことで生徒役の皆様のキャラクターを理解しながら「御上先生」という作品をより一層楽しんでもらえると嬉しいです。ぜひお楽しみください!