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高橋文哉、犬を飼うために10年間プレゼントなし!

高橋文哉
高橋文哉

 俳優の高橋文哉が20日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた主演映画『少年と犬』(3月20日公開)の完成披露試写会に出席。愛犬とのほのぼのエピソードを披露し、会場を温かい空気に包み込んだ。イベントには、高橋と共にダブル主演を務める西野七瀬伊藤健太郎伊原六花斎藤工瀬々敬久監督も登壇。劇中で多聞を演じるジャーマンシェパードドッグのさくらも姿を現した。

【動画】愛犬家勢ぞろい!西野七瀬、伊藤健太郎らと完成披露の様子

 本作は、第163回直木賞を受賞した馳星周の同名小説を、『』『ラーゲリより愛を込めて』などの瀬々敬久監督が映画化。東日本大震災で飼い主を亡くしたシェパードの多聞が、大切な人に会うために被災地の東北から西に向かう旅路で、さまざまな人々と交流する姿を描く。高橋は、震災により職を失い危険な仕事に手を染めるなか、多聞と出会う青年・中垣和正を演じている。

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 約2か月の撮影中、犬の多聞を演じた“さくら”とは、濃密な時間を過ごした。高橋は「最高のパートナー。さくらがいてくれたおかげで撮れた素敵なシーンがたくさんありました」と相棒に感謝を述べると、舞台あいさつ途中にさくらを迎えに行く。高橋と共に壇上にやってきたさくらは常に高橋の足元に座り、会場をおとなしく見渡す。西野も「賢くて、犬がこんなにもお芝居ができるんだって毎回感心していました」と感想を述べると、さくらも西野を見つめすり寄るシーンも。

多聞役のさくらと

 この日は作品にちなみ、登壇者たちが犬とのエピソードを披露。高橋は生まれたときから実家で犬を飼っていたそうで、残念ながら小学校低学年でその犬は亡くなってしまった。そのとき高橋は「どうしても犬をまた飼いたい」と両親にお願いをしたと振り返る。

 しかし生き物を飼うことは「責任を伴うことだから」と両親に言われた高橋少年は「10歳から20歳まで、誕生日やクリスマスのプレゼントはいらないので、ワンちゃんを迎えてほしい」と訴え、そのおかげでやってきた犬は現在も実家で元気に暮らしているという。高橋は「21歳の誕生日に両親から10年ぶりに誕生日プレゼントをもらったことを、いまでも鮮明に覚えています」と語ると「僕の宝物です」と愛犬愛を爆発させていた。

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 同じ質問に斎藤は「物心ついたとき、家に老犬がいました」と話し出し、「僕と姉とシュウという犬で留守番をしていたとき、僕がベランダから落ちそうになってしまったんです。そのときシュウは僕のおむつをつかみ、落下するのを防いでくれたと姉から聞いたんです」と斎藤の守り神になってくれていたというエピソードを披露。その後、シュウは亡くなってしまったというが、斎藤がある時2階の屋根から落下するアクシデントに見舞われた際、残していたシュウの犬小屋に落ちたおかげで大けがを免れたという奇跡も明かす。斎藤は「何度も守ってくれたんです」としみじみ語っていた。(磯部正和)

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