『Flow』の黒猫もオスカー像を持ってる!かわいすぎると大反響
第97回アカデミー賞

第97回アカデミー賞授賞式が現地時間2日にロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、長編アニメ映画賞はピクサーやドリームワークスといったハリウッドメジャー作品を抑え、ラトビアのインディペンデント映画『Flow』が受賞した。ラトビア初となるオスカー受賞を果たしてギンツ・ジルバロディス監督が歓喜のスピーチをする中、端っこの映像パネルにはひっそりと、オスカー像を抱えた映画の主人公である黒猫の姿が! Xでは「かわいすぎる」「なんていい子なんだ」と大反響を呼んでいる。
【画像】大胆ドレス続々!第97回アカデミー賞レッドカーペット
『Flow』は、制作費350万ユーロ(約5.5億円)、50人以下のスタッフ、オープンソースソフトウェアで作られたアニメーション映画。世界が大洪水にのまれて今にも消えようとする中、流れて来たボートに乗り合わせた動物たちと想像を超えた出来事や予期せぬ危機に立ち向かっていく黒猫の姿を追う。
ジルバロディス監督は「わたしたちの映画がこれほど温かく迎えられたことに、本当に感動しています。この受賞が、世界中のインディペンデントアニメーション映画の作り手たちに新たな道を開くことを願っています」とスピーチ。「ラトビアの映画はノミネートされるのも初めてのことです。なのでわたしたちにとってとても意味のあることですし、すぐにまた戻って来られることを願っています」と快挙を喜んだ。日本公開は3月14日。(編集部・市川遥)