福山雅治が「It’s Show Time!!」有村架純とバディ役　東野圭吾原作『ブラック・ショーマン』特報公開

　福山雅治と有村架純がバディ役を務め、『ガリレオ』シリーズの原作者・東野圭吾のミステリー小説を実写化する映画『ブラック・ショーマン』の公開日が9月12日に決定し、特報映像とビジュアルが公開された。

福山雅治、マジシャン姿で魅了『ブラック・ショーマン』特報映像

　本作は、シリーズ累計発行部数78万部（国内）を突破する、東野の人気小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」（光文社文庫刊）が原作のミステリーエンターテインメント。コロナ禍で苦しむある町を舞台に、兄を殺された超一流の元マジシャンが、姪と共に事件の謎に挑む。

　福山が演じる神尾武史は、かつてラスベガスで名を馳せたすご腕の元マジシャン。巧みな人間観察能力を持ち、金にシビアで、息を吐くように嘘をつくという個性的な人物だ。そんな武史の姪で、父の殺人事件の解決に向けて奔走する神尾真世を、福山と初共演の有村が演じる。

　特報映像は、黒いコートに身を包んだ武史（福山）が暗闇の中から登場し「It’s Show Time!!」の掛け声とともにトランプを投げるクールな場面からスタート。突然の父の死に涙を流す真世（有村）の姿や、実の兄を殺され「たとえどんな手を使っても」事件を解決しようと、不敵な笑みを見せる武史の姿が映し出される。武史の華麗なマジックや、真世との親族ならではの巧妙な掛け合いもあり、叔父と姪による異色タッグにも期待が高まる。初公開されたビジュアルは、タイトルにちなんだ「ブラック」が強調されたクールな仕上がりだ。

　監督は『コンフィデンスマンJP』や『イチケイのカラス』シリーズなど、数々のヒット作を手掛ける田中亮。脚本はドラマ「119エマージェンシーコール」「降り積もれ孤独な死よ」の橋本夏が手掛ける。（編集部・入倉功一）