三山凌輝、「虎に翼」撮影現場で傷ついていた“父”岡部たかしをフォロー

　TBS系の金曜ドラマ「イグナイト -法の無法者-」（4月18日よる10時スタート）に出演する三山凌輝が29日、都内で行われた春ドラマ合同会見「TBS DRAMA COLLECTION 2025 Spring」に出席。日曜劇場「キャスター」の出演者で、NHK連続テレビ小説「虎に翼」で共演した岡部たかしと久々の再会を果たした。この日は、「イグナイト -法の無法者-」から主演の間宮祥太朗、共演の上白石萌歌と仲村トオル、日曜劇場「キャスター」（阿部寛、永野芽郁、道枝駿佑）と火曜ドラマ「対岸の家事～これが、私の生きる道！～」（多部未華子、江口のりこ、ディーン・フジオカ、一ノ瀬ワタル）の出演者合計12名が来場した。　

【画像】阿部寛、多部未華子、間宮祥太朗、道枝駿佑、永野芽郁、三山凌輝…TBS春ドラマ合同会見に豪華12名集結！

　「イグナイト -法の無法者-」は、争いの火種があるところへと潜り込み、人々に訴訟を焚きつけ、あらゆる手段を使って原告を勝訴へと導く“無法者”として知られている怪しげな法律事務所を舞台にしたリーガルドラマ。三山は、主人公・宇崎凌（うざき・りょう／間宮）が飛び込む「ピース法律事務所」チーム最年少の秀才で、ローテンションの現代っ子弁護士・高井戸斗真（たかいど・とうま）役を務める。

　「撮影初日、共演者に自分から話しかけるか？　話しかけられるのを待つか？」という質問が飛ぶと、岡部は「話しかけられるまで待つんですけど、それに耐えられずに自分から話しかけることもあって、それでいつも落ち込むんですよね」と吐露。さらに「本当は堂々といたいんですよ」「聞きたくないことは聞いたらあかんのやなっていつも（思う）」と打ち明けると、阿部は思わず「何の話ですか？」と質問。岡部は「失敗したことがあって」と切り出し、「別にしゃべらんでもいいのに、喫煙所とかでしゃべらなあかんのかなぁと思って、聞きたくもないのに『タバコ吸われるんですねぇ』って話しかけたら、向こうのリアクションが『はぁ。見ればわかるでしょ』みたいな態度を取られたりするんで傷ついてます」と嘆いた。

　そんな岡部と三山は、朝ドラ「虎に翼」で伊藤沙莉演じる主人公・猪爪寅子の父・直言役と弟・直明役で共演した。三山は「岡部さんは僕のパパで、今日久々にお会いしたんですけど、傷つきながら現場で過ごしていたんだ……と思って。でも、いつも優しいので、そういうところが出てるのかなと思いました。素敵な人柄ですよ」と思いやり、岡部も「ありがとうございます」と頭を下げる。しかし、最後は三山が「なんで俺がフォローせなあかんのですか！」とツッコみ、岡部たちを笑わせていた。（錦怜那）