ちゃんみな、奥平大兼&出口夏希W主演『か「」く「」し「」ご「」と「』主題歌書き下ろし 本予告編が公開

奥平大兼と出口夏希がダブル主演を務める映画『か「」く「」し「」ご「」と「』(5月30日全国公開)の本予告編が公開され、ラッパー/シンガー・ちゃんみなが主題歌を担当することが明らかになった。さらに新キャストとして、お笑い芸人・ヒコロヒーの出演も発表された。
『君の膵臓をたべたい』の原作・住野よるの同名小説を映画化した本作は、特別なチカラで“少しだけ人の気持ちが見えてしまう”男女5人の日々を追う青春ラブストーリー。奥平大兼、出口夏希、佐野晶哉(Aぇ! group)、菊池日菜子、早瀬憩ら旬の若手俳優が集い、それぞれの“かくしごと”が織りなす、もどかしくも切ない物語が描かれる。『少女は卒業しない』(2023)などの中川駿監督がメガホンをとった。
奥平が演じるのは、引っ込み思案で自分に自信の持てない主人公・京。そして、底抜けに明るい性格でヒロインよりもヒーローになりたいと願う三木直子(通称ミッキー)を出口が演じる。その他、体育会系でいつも明るく笑顔な人気者・高崎博文(通称ヅカ)を佐野が、予測不能な言動でいつもマイペースな黒田文(通称パラ)を菊池、ある日突然学校に来なくなる内気で控えめな性格の宮里望愛(通称エル)を早瀬が演じる。ヒコロヒーは京とミッキーら5人のクラスの担任・朝倉先生を演じる。
主題歌に決定した「I hate this love song」は、ちゃんみなが本作のために書き下ろした楽曲。ちゃんみなにとって、初めて手掛けた映画主題歌となり、これまでとはガラリと雰囲気の異なる楽曲について「ちょっと甘酸っぱくて、『言いたいけど言えない、分かってよ!』というちょっとかわいらしい楽曲で、ボーカルの雰囲気も普段とは違う感じで表現してみました」とコメントを寄せている。ちゃんみな、原作の住野、キャストのコメントは以下の通り。(編集部・入倉功一)
<主題歌:ちゃんみな コメント>
5月30日公開の『か「」く「」し「」ご「」と「』主題歌を担当させて頂きました。
私が書き下ろした「I hate this love song」という曲は、私の初恋の事を書いた一曲になっています。ちょっと甘酸っぱくて、「言いたいけど言えない、分かってよ!」というちょっとかわいらしい楽曲で、ボーカルの雰囲気も普段とは違う感じで表現してみました。歌詞もSweetで、映画のように甘くてすっぱくてちょっと苦いそんな楽曲になっていますので楽しみにしていてください。
<原作者:住野よる コメント>
はじめましての方は、はじめまして。知ってくださっていたらありがとうございます! 原作者の住野よるです。今はとにかく、五人を、まずは読者さん達に見ていただきたい気持ちでいっぱいです。もちろんこれから『か「」く「」し「」ご「」と「』に出会ってくれる方達にも。原作者としてこれ以上にない出会いをしました。奥平さん、出口さん、菊池さん、佐野さん、早瀬さんと出会えた今を心から嬉しく思います。しかも主題歌、ちゃんみなさんですよ。最高でしょ。タイトルから「I hate this love song」!痺れました。そして今回先生役を演じてくださったヒコロヒーさん、ファンなのでとっても嬉しい。映画化は作品にとってのお祭りだと思ってます、よかったら皆さん一緒に遊びましょ。
<京役:奥平大兼 コメント>
学生ならではの悩みもあれば人間関係の悩みなど、それぞれが普段僕たちが感じることがあるような、いろんなリアルな悩みを持っている5人のお話ですが、改めて言葉にしたり、行動で示したりする大切さを知ることができました。
学生の方々に見てほしいのはもちろんですが、大人の方が見ると、今の学生の悩みやどう過ごしているのかなどがわかると思うので、いろんな年代の方に見ていただきたいです。これを見てくださる方々が5人をみて心が温かくなる、きっとそんな作品になっていると思っています。
主題歌もちゃんみなさんが書いてくださり、歌詞もメロディもこの作品の世界観にぴったりな曲になっています。是非映画館で、青春真っ只中の5人を見てほしいです。
<ミッキー役:出口夏希 コメント>
この作品は学生ならではの敏感な心や、すれちがい、相手にどう思われるか、何か思われるくらいなら言わない方がいいという臆病な気持ちだったり、今学生生活を送っているみなさんの中にも、そんな思いをしてる方がいるかもしれない、言いたいけど言えない心のもどかしさなどが、繊細に描かれている作品です。学生の方々はきっと背中を押してもらえると思うし、大人の方でもこんな青春あったな、と懐かしい気持ちにもなっていただけると思っていますのでたくさんの世代の方にみていただきたいです。
ちゃんみなさんが歌う主題歌も、すごく心地よくて歌詞もふくめて、『か「」く「」し「」ご「」と「』の雰囲気が伝わるような、五人の青春がつまった曲になっているなと感じました。 私も実際、すごく懐かしくて優しい気持ちになりました。エンドロールまで寄り添ってくれる作品ですのでぜひ、映画館で見ていただきたいです!
<ヅカ役:佐野晶哉(Aぇ! group) コメント>
相手の気持ちが少し分かるから言いたいけど言えなくなってしまう切なさ。
相手が大切だからこそ、何も出来なくなってしまうもどかしさ。
僕自身も学生時代に同じようなことを感じる瞬間がありました。
「学生の頃にこんな言葉をかけてもらえたら一歩踏み出す勇気が出たのかな」と思わせてくれる作品です。
大切な誰かとぜひ映画館でお楽しみください!
<パラ役:菊池日菜子 コメント>
特別な力を持つ5人の日常。だけど特別なように見える彼らはきっと、気にしすぎてしまう私たちの延長線にいるのだと思います。人の気持ちばかり気にしてしまうこと、本心を抑え込んでしまうこと、自分にも譲れない部分があること。そんな複雑さの中で生きる全ての方に観ていただきたい作品です。
映画の中に潜んでいる宝物のような台詞の数々がいつかのあなたを救ってくれると思います。それまでどうか大切に胸の奥に閉まっておいてください。
劇場を後にしながら、ほんの少しだけ自分のことやあの子のことが愛おしくなる映画『か「」く「」し「」ご「」と「』を是非劇場でご覧ください。
<エル役:早瀬憩 コメント>
私は今、『か「」く「」し「」ご「」と「』のキャラクター達と同じ、高校生です。
学生生活を送っていると、相手を大切に思うあまりすれ違ってしまったり、伝えたいことを伝えられなかったり。友達の気持ちが見えたら...と思うことが時々あります。
この映画は、人の気持ちが少しだけ見えてしまうキャラクター達のお話です。不器用だけど愛おしい彼らが、遠回りしながらも一歩ずつ進んでゆく日常を描いています。
もどかしい気持ちになることも多い学生生活。この作品はそんな気持ちに共感し、勇気を出すことを後押ししてくれるような映画です。
ぜひ劇場で大切な方と観ていただけたら嬉しいです。
<朝倉先生役:ヒコロヒー コメント>
高校のリアルな空気感での撮影現場で、若い人たちはみんなきらきらとしていたり屈折したりしていてそれがそのまま映像にでていると思います。
生徒のみんなが愛しかったです。