映画『症例X』予告編
統合失調症と認知症を併発する70歳になる母を在宅介護で支える30代の息子が、仕事と介護の日々を繰り返す生活を送りながら、親と子の関係について再考する姿を描く人間ドラマ。本作で第20回PFFスカラシップの権利を獲得し、2010年に監督を務めた『家族X』も公開される新鋭・吉田光希が介護をテーマに、普遍的な親子の関係や親と他者の境界線について問い直す。シーンごとにディスカッションを重ね、撮影現場での感覚を重視した模索するような映像でつづられる、一組の母と子の情景に心奪われる。
配給:リトルモア
オフィシャルサイト:littlemore.co.jp