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どこにも行けない理不尽な状況で、男女5人は芝居の稽古に興じ始める。映画『ピアニストを待ちながら』予告編

シネマトゥデイ

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ガラスの向こうは明けない夜。自動ドアはいつでも開くが、どういうわけか外には出られない。どこにも行けない理不尽な状況で、居合わせた男女5人は、なぜか芝居の稽古に興じ始める。まるで、幽閉されたことに甘んずるかのように。そこにはいない誰か、不在の視線を意識しながら……。このおかしな物語は、私たちが経験したコロナ禍や、今や当たり前になったオンライン、SNSでの非対面コミュニケーションの奇妙さを暗示している。20世紀の不条理は、すでにリアル。私たちは、いつも不在の相手につながれて、待たされて、くたびれている。サミュエル・ベケットの有名戯曲を思わせる題名に、その意図が込められている。

劇場公開:2024年10月12日
作品情報:cinematoday.jp
公式サイト:keishichiri.com
(C) 合同会社インディペンデントフィルム/早稲田大学国際文学館

#ピアニストを待ちながら #井之脇海 #木竜麻生

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