映画『ある男』本予告篇
映画化もされた「マチネの終わりに」などで知られる平野啓一郎の小説を映画化。死後に別人と判明した男の身元調査を依頼された弁護士が、他人として生きた男の真実を追う。監督は『蜜蜂と遠雷』などの石川慶、脚本は『マイ・バック・ページ』などの向井康介が担当。主人公を石川監督作『愚行録』などの妻夫木聡、彼に調査を依頼する女性を『百円の恋』などの安藤サクラ、彼女の亡き夫を『初恋』などの窪田正孝が演じるほか、眞島秀和、仲野太賀、真木よう子、柄本明らが共演する。
弁護士の城戸章良(妻夫木聡)は、かつての依頼者である谷口里枝(安藤サクラ)から亡き夫・大祐(窪田正孝)の身元調査を依頼される。離婚歴のある彼女は子供と共に戻った故郷で大祐と出会い、彼と再婚して幸せな家庭を築いていたが、大祐が不慮の事故で急死。その法要で、疎遠になっていた大祐の兄・恭一(眞島秀和)が遺影を見て大祐ではないと告げたことで、夫が全くの別人であることが判明したのだった。章良は大祐と称していた男の素性を追う中、他人として生きた男への複雑な思いを募らせていく。
映画『ある男』は2022年11月18日より全国公開
作品情報:cinematoday.jp
公式サイト:movies.shochiku.co.jp
配給:松竹
(C) 2022「ある男」製作委員会