ハリウッドを代表する名コンビ、ジョニー・デップ&ティム・バートン監督がおくる奇想天外なブラック・ファンタジー『ダーク・シャドウ』。本作でデップが演じるのは、これまで見たことがないチャーミングでユーモラスなヴァンパイア。彼が劇中で繰り広げるおちゃめなエピソードに注目し、さらに歴代の名作から個性豊かなヴァンパイアをピックアップ! 彼らの中から、あなた好みのヴァンパイアを選んで投票しよう!
18世紀半ばから200年ぶりによみがえったヴァンパイアのバーナバス・コリンズ(ジョニー・デップ)は、文明の進化からすっかり置いてきぼり状態に。暗闇で近づいてきた車のヘッドライトを「悪魔の目玉」だと思い込んで立ち向かい、あわや事故寸前! 家の中ではテレビに映ったシンガーを見て「妖術だ! 歌う小人だ!」と大騒ぎする。ハッキリ言って大迷惑です!
工事現場で掘り出されたバーナバス。棺桶(かんおけ)から出るやいなや「誠に心苦しいが、喉がカラカラなので」と作業員らの首筋をガブリ! またある時は、ラブ&ピースについて語り合ったヒッピーたちの生き血を、恐縮しながら吸い尽くす。礼儀正しく食事(というか殺りく)をする紳士的なヴァンパイア、それがバーナバスなのです!
太陽の光に弱いバーナバスは、ベッドで横になって眠れない。まるでコウモリのようにカーテンに逆さまにぶら下がったり、段ボール箱を棺桶(かんおけ)代わりにしてみたり、快適な寝床を探して毎晩ウロウロ。結局、部屋に棺桶(かんおけ)を置いてもらって一安心。姿は映らないのに鏡を見ながら牙を歯ブラシで磨くなど、人間らしい一面もおちゃめ!
コリンズ家の末えいで15歳の娘キャロリン(クロエ・グレース・モレッツ)に「今すぐ子どもを産め!」と説教を垂れ、音楽の話題をうっとりとした表情で語り出す。髪型や服装もヘンテコだけど、言動も時代錯誤で古くさいバーナバス。でも没落した一族を守るために立ち上がる、とっても熱い男なんです。メンドクサイけど。
かつて自分をヴァンパイアにした魔女アンジー(エヴァ・グリーン)と運命の再会。憎い相手をどう懲らしめるか思案するも、熱いキスを受けて思わず脱力してしまう。それでも復讐(ふくしゅう)を誓って対決に向かうが、アンジーに豊満な肢体を見せつけられ「抱いて!」と迫られちゃってあえなく撃沈。バーナバスってば、肉体の誘惑に弱すぎでしょ!
発売元・販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
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