びっくり!大きくなったあの人気子役の現在
9月17日に公開を迎える『ハイヒール革命!』では、NHK大河ドラマ「龍馬伝」で坂本龍馬の少年時代を演じて一躍ブレイクした濱田龍臣(16)が、「体は男、心は女」という違和感を抱えて男性から女性へと生まれ変わった実在の人物を演じ、初の女役&女装で新境地に挑んでいます。(しかもカワイイんです!写真)。また、同日公開の『コロニア』では、『ハリー・ポッター』シリーズなどで知られるエマ・ワトソン(26)(写真)が主演を務めているなど、子役出身の俳優たちが大活躍! あの人気子役たちの現在を紹介します。(編集部・吉田唯)
■須賀健太
ドラマ「人にやさしく」で一躍有名になった須賀健太(21)は、ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍しています。小幡文生の人気漫画を実写映画化した『シマウマ』では初の悪役に。『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』では中国人役でほぼ全編中国語の演技に挑むなど、演技派俳優に成長しました。また、岸本斉史原作の人気コミックを舞台化した、ミュージカル「ライブ・スペクタクル NARUTO-ナルト-」では我愛羅を演じ、その再現度が話題に(写真)。
・【インタビュー】須賀健太、子役イメージに葛藤…21歳、初悪役で脱却誓う
■美山加恋
ドラマ「僕と彼女と彼女の生きる道」で小柳凛役を務め、天才子役として注目を浴びた美山加恋(19)は、コメディードラマ「ラーメン大好き小泉さん」で表情豊かな演技を披露して再び話題に。映画『僕らのごはんは明日で待ってる』(2017年1月7日公開)に出演するほか、アニメ「エンドライド」では声優も務めています。昨年には“マナカナ”三倉茉奈のブログに登場し(写真あり)、反響を呼びました。
■福原遥
子ども向け料理番組「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」の“まいんちゃん”として一世を風靡した福原遥(18)は、高須賀由枝の人気マンガをドラマ化した「グッドモーニング・コール」で連続ドラマ初主演を果たし、制服衣装で成長した姿を披露しました。さらに、高校生活最後となる写真集「はるかかなた」では泡風呂や大胆な水着姿にも挑戦(フォトギャラリー)。広瀬すずらと共演する来年公開の映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』にも出演(チアリーダー姿)しており、今後ますますの活躍が期待されます。
■加藤清史郎
トヨタ自動車のテレビCM「こども店長」などで子役として人気を博した加藤清史郎(15)は、今年4月~6月に放送されたドラマ「OUR HOUSE」で中学3年生のイケメンを好演。学ラン姿が話題になりました。また、市川海老蔵と共演した「六本木歌舞伎『地球投五郎宇宙荒事』」で歌舞伎に初挑戦したり、映画『クハナ!』(公開中)に出演したりと、多方面で活躍中です。
■芦田愛菜
映画『パシフィック・リム』でハリウッドデビューも果たした芦田愛菜(12)も、加藤清史郎と共に「OUR HOUSE」に出演していました。これまでの可愛らしい役とは一転、毒舌を繰り出す強烈なキャラクターでしたが、「わたしも学校では男の子に言い返す方なので、演じていて楽しいです」と楽しんだ様子。セーラー服姿も新鮮でした。
■鈴木福
演技だけでなく、バラエティー番組など多岐にわたって活躍する鈴木福(12)。ブレイクのきっかけとなった2011年のテレビドラマ「マルモのおきて」からは5年(!)が経ちました。今年3月には日本テレビ系スペシャルドラマ「天才バカボン」に出演。昨年公開の映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』では、主人公チャーリー・ブラウンの日本語吹き替えを担当。チャーリーが恋心を寄せる“赤毛の女の子”の声を担当した芦田愛菜と共に、同作のキャラクターのかわいらしいコスプレ姿を披露しました。
<番外編>
ここでちょっと海外に目を向けてみましょう。ジョディ・フォスターやナタリー・ポートマンなど、子役時代から現在も活躍する海外スターは多数。一方で、11歳で映画デビューを飾り、現在は演技派俳優として活躍するジェイク・ギレンホールが、子役は子供にとって危険だとコメントし、教育の重要性を語ったりするなど、華やかな世界の裏側に潜む危険もあります。
映画『ホーム・アローン』シリーズ(当時の写真)で世界にその名を轟かせたマコーレー・カルキンは、俳優業を事実上引退。重度のヘロイン中毒説を否定するなど、いまだに名声と引き換えのうわさに悩まされているそうです。
また、『スター・ウォーズ エピソードI/ファントム・メナス』(1999)で若き日のアナキン・スカイウォーカー(写真)を演じたジェイク・ロイドは、2015年にスピード違反で逮捕。その後刑務所から精神病施設に移され、統合失調症と診断されました。2012年には、同作への出演をきっかけに有名になったことで、学校で陰湿ないじめをうけ、人生は生き地獄になったとコメントしたこともありました。
人気ドラマ「フルハウス」で三女ミシェル(写真)を双子で演じていたオルセン姉妹は、2014年に妹のメアリー=ケイト・オルセンの顔が変わったと話題になり、現地メディアでは「整形では?」とまで報じられる事態に(写真)。人気ドラマ「フルハウス」のその後を約20年ぶりに描いた新作「フラーハウス」にはファッション関連の仕事があることや女優業から遠ざかっていたため出演せず、第1シーズンでは劇中でそれを示唆するセリフが多々あり反響を呼んでいました。残念ながら、現在撮影中の第2シーズンにも出演しないようです。